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2015年10月〜12月の「一服いかが?」



2015年10月5日(月) <冬はなくても春は来る〜♪>

2015年10月8日(木) <千客万来 謝謝各位>

2015年10月16日(金) <その後もつづく千客万来>

2015年10月30日(金) <Feliz Noche de Brujas ! (ハッピーハロウィン!)>

2015年11月20日(金) <紫とピンクのリマの春>

2015年11月25日(水) <第二回 全校一斉身長測定>

2015年12月10日(木) <異常気象・我が谷は緑なり…>

2015年12月12日(土) <クリスマスの庭支度>


2015年10月5日(月) 午後5時の室温23.5℃ 湿度67.5% 外気温19.4℃ 明るい曇り
<冬はなくても春は来る〜♪>

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桜の枝にとまるオウギオハチドリ
冬のあいだは姿をくらますこのハチドリ君。
去年とほぼ同日に戻って来たので、びっくり!
(昨年は9月11日、今年は10日にご帰還)



 今年は桜はほとんど咲きませんでした。
 リマ市内では満開の木を見かけますが、冬のあいだパチャカマックは市内よりずっと暖かかったので、花芽がつかなかったのかもしれません。葉はどんどん伸びています。


 今年こそ満開のところをよく眺めて、「ミチカ桜」の名を頂戴する誉れの桜を選定しよう…と思っていたのですが、また一年待たなくてはなりませんね。

 花芽形成期(日本と逆だから1,2月ごろ?)に、リン酸の多い肥料をたっぷり入れてみようかと思います。グアノがいいかもしれません。


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2015年9月のミモザ

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2013年9月


 かわりにミモザは盛大に開花中です。
 右は植えた当時。いつのまにかずいぶん育ちました(傾いたまま根付いちゃったけど…)


 それにしてもこんな大きなミモザの移植、よくまあ成功したものです。
 さすがフランクリン君、と感心していましたが、ほかのお宅では軒並み失敗しているとか。


 この二年、フランクリン君はミモザの傾きを気にして、うちに来るたびに引っぱって直したがっていました。
 でも根が傷むといやなので、そのままそっとしておいたのが、たぶん良かったんじゃないかと思います。


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 エル・ニーニョ現象のため、とうとう冬らしい冬がなかった今年ですが、暦の上の春到来とともに、花壇は賑やかになってきました

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 bumbumさんがいらしたときはまだつぼみで、残念だったフクシアの花。
 この紫色、お目にかけたかったのです。



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 ナツメヤシにも春到来。
 ナツメヤシの木にはオスとメスの区別があり、この丸いころころしたのが雌花です。
 下の白い花は、へら型の苞が割れて出てきたばかりのところ。


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こちらはオスのナツメヤシにつく雄花。
左上は花が散ったあと。


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 雄花には香りがあり、振ると白い煙のように、ぶわっと花粉が出ます。

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 毎日見まわって、タイミングよく同時に咲いた雌雄の花は、見よう見まねで人工授粉しています。
 雄花を切り取り、雌花に花粉をふりかけたあと、雌花の上に雄花をかぶせておく、という原始的な方法です。
 さあて来年は、いよいよデーツの収穫なるか?!


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 花粉が出なくなった雄花は、もったいなくて花瓶に飾ってみました。
 でもすぐぽろぽろ散り始めたので、永吉君の堆肥コーナーへ…


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 「小さな家」のブロッコリーも花盛り。
 ブロッコリーって収穫しないでほうっておくと、こうなるのですね〜〜
 この状態でもらってお漬け物にしたいなあ、と思ったけど、永吉君はタネをとってみるつもりのようです。


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 この春は私もタネまきに燃えております!
 冷蔵庫にいろいろ隠し持っているので、忘れないようメモしてあります。
 左下の猫の肉球マグネットは、kotetsuさんからのかわいいお土産です。


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2015年10月の柘榴
(台所から見たところ。
上の棹は葡萄の支えです)
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2013年12月の柘榴
(同じく台所から)


 気温があがるにつれ、池の湯治客?もふえてきました。

 台所の窓から見える柘榴(アパートの鉢でひょろひょろしてたのが、二年弱で向こうが見えないほど育ちました)の枝が、水浴びした小鳥の休憩所になっています。
 どの鳥も、何度も水浴びしては、そのつど同じ枝に戻って身づくろいします。


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 けっこうなお湯でしたと満足そうなミミグロバト(トルトラ)。
 右のシコンヒワはまだびしょぬれです。
 たぶん小鳥たちが身体のムシなど落として、それがまた魚のえさになっているのでしょうね。


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 水浴びのあと、温まった石で岩盤浴するククリー鳩(ハジロバト)。
 目をつむって気もちよさそうです。なんていい暮らしなんでしょう…


 驚いたことに、ハチドリもまた水浴びが大好きとわかりましたが、あまりの速さにまだ写真は撮れずにおります。

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 タカやハヤブサも、まれに池にやってきます。
 ピンボケのこの写真は、ハヤブサの一種セルニカロ(アメリカチョウゲンボウ)。
 こわもての鳥が来ると、たちまち小鳥たちが四散するので、そのたびに「小鳥遊(たかなし)」という有名な苗字を思い出します。


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 セルニカロが飛び去ると、美声のヤブムクドリモドキが戻ってきました。
 切り株にとまって得意の歌を響かせます。


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「自分で作らなくてもショートケーキを買ってこれる@Lima」…という新しい幸せ


 ぱっと華やかな塗りのお皿は、カズミンさんからのプレゼント。kotetsuさんが届けてくださいました。
 どんどん使わせていただきますね!



 日曜日、市場めぐりのあとイザカヤ(和食店)へ寄ったら、隣にその名もまんま「洋菓子」なるケーキ店ができていました。

 イザカヤのご主人のお話をそのまま書きますと(聞きまちがいがあったらごめんなさい)、
 「名古屋で十年修行した店主さんが(最初の三年は掃除しかさせてもらえないという、古典的に厳しい修行だったとか)、ベルギーチョコレートなど良い素材を使って作っているのでおいしいです、高いけどお勧め」
 …とのこと。
 それは見逃せない!と、私たちもその足で寄ってみました。


 小さなケーキ三つと、超ミニサイズのフィナンシェ二つで42.5ソル(約1600円)。
 たしかに高いですけど、角が崩れていないケーキというだけでも、リマでは貴重ですわ!
 それに今のリマなら、買えるひとはたくさんいそうです。


 でも、大きな箱にすかすかに入れたので、途中のガタガタ道で崩れそうで心配でしたが、帰宅後みると、ケーキはひとつずつ、紙箱の底にセロハンテープで固定してありました。
 (当地では両面テープのかわりに、セロハンテープをくるっと輪にして使う人が多いですよね、ここもそうでした)
 リマらしからぬこの心遣いのおかげで、きれいなまま、はるばるパチャカマックまで持ち帰ることができました。



 味のほうは、ペルーのお菓子にありがちな「ずしっとくるへんな後味」などは皆無、材料の良さは確かなようです。

 もちろん日本の名店に比べれば、ちょっとコクが足りなくて、甘さもむしろあと3〜5%くらい上乗せしてもいいんじゃないかな?とは思います。
 でも、日本のあっさり上手にできたコンビニケーキのレベルには、じゅうぶん達していると思います(←これかなりの褒め言葉のつもり、前の帰国時コンビニケーキには驚愕しましたから)


 特に宿六が大喜びで、黙々と抹茶ケーキを二つも平らげたので、これからもときどき寄らせて頂こうと思います。
 本式に作ったあんぱんもあるらしいので、次回はそれも要確認です。


 ところでこの店のロゴマーク、何か懐かしい気がする…と思っていたら、宿六がひとこと「東武百貨店」。あーたってほんとへんなガイジンね…
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 なお、通常ペルーでは、こういう物体がケーキと認識されております。



2015年10月8日(木) 午後4時の室温23.9℃ 湿度69.5% 外気温22.9℃ 晴れのち曇り
<千客万来 謝謝各位>

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 よく晴れた本日は、池のお客さんも多くて賑やかだなあ、と思っていたら…
 こんなのまで来ちゃいました。


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 いかつい見た目に似合わず、黒コンドル君はいつも仲よく夫婦でやってきます。
 (左のほうに奥さん?がいます)


 死んだ動物を食べる鳥なので、実害はありませんが、と、とくに居着いてほしくはないですね…
 翼開長(つばさを広げたときの幅)が150cm、悪魔みたいな存在感があり、とつぜん視野に入ると心臓にわるいです…


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 入れ替わりに、今度は小さなお客さん。
 おなじみのチャムネエメラルドハチドリ君。
 黒コンドルの写真と同じスイレンの花が写ってますから、大きさを比べてみてください。


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 意外にもハチドリ君、思い切りよくばっしゃーん!と池に飛び込み、すぐ浮上して飛び去ります。

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 そして柘榴の枝にとまってさっと水滴を払うと、また池に戻って水浴びを繰り返します。

 台所でお皿を洗っているときだったので、200ミリのズームしか手元になくて残念でしたが(…お皿洗い中に手元にカメラがあっただけいいか…)、ハチドリの水浴びのせわしなさは伝わるかと存じます。

 この夏は窓辺にカメラを並べて、ハチドリと蝶々をじっくり狙おうと思います。

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 こちらのトルトラ鳩さんは、ご心配なく、水浴びのあと、ひっくりかえって羽根を乾かしているだけです。
 無防備すぎ!さっき心配して損した!



2015年10月16日(金) 午後5時半の室温24.4℃ 湿度57.5% 外気温20.8℃ 晴れのち曇り
<その後もつづく千客万来>

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 池の誘因効果は抜群です、おとといからキンノジコちゃんも水を飲みに来るようになりました!
 二日続けて定時にやってきたので、たぶんこれからも来続けてくれることでしょう。


 当地では「金ボタン(boton de oro)」と呼ばれています。
 ほんとにきらっと目を射る金ボタンのような、冴えた黄色のかわいい小鳥です。


 (その後、幸いにもシラサギと黒コンドルは戻ってきていません…)

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 顔がオレンジ色のは、オスだそうです。
 メスはもう少しくすんだ、緑がかった色です。


 さきほど日本のサイトで、「ペルー産キンノジコ」が1万円くらいで販売されているのを見つけました、びっくり…
 ほんとに買えないものはないですね、日本では…


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 かわいいマメルリハインコも参上!

 むかしミラフローレスに住んでいたころ、窓辺に毎日マメルリハのつがいが遊びに来ていました。
 当時飼っていたセキセイインコの餌(アルピステ)がめあてだったようです。
 引越すときは、インコ相手では転居先を知らせるわけにもいかず、きっと明日も来てがっかりするのだろうな…と悲しかったです。
 窓枠の目立たないところに、こっそり粒餌を仕込んではおきましたが…


 たいへんかわいい姿のインコですけど、果樹を荒らすので、できれば常連さんはひとつがいでじゅうぶんです、よろしく!

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 尾の長いオアシスハチドリも、今年からうちに来るようになった新顔さんです。
 ピンボケですが、先週やっと写せて嬉しかったので。
 ほかのハチドリ同様、やはりサルビアの蜜がいちばん好きみたいです。


 一年を通して庭にいるハチドリは、チャバラエメラルドハチドリだけですが、夏場はこのオアシスハチドリと小さなオウギオハチドリが戻ってきて、計三種になります。
 リマ近郊には四種のハチドリがいるそうです、ぜひそのうちコンプリートしたいですね!


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 豊作だった小さな家のブロッコリーも、そろそろおしまい。
 いっぽう桃やりんごはまだ固く、今は収穫物の少ない季節ですが、アグアイマント(食用ほおずき)は健闘してくれています。


 さっき永吉君が、この春さいごのブロッコリーを持ってきてくれました。
 ここ半月ほど宿六が出張で、アッシーなしの私は買いだめして籠城中ゆえ、新鮮な野菜はとても助かります。
 お礼にこのほおずきを進呈したら、食用とは知らなかったそうで、大喜びしてました。


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 一週間ほど収穫を忘れていたら、網ほおずきになってました。
 ビタミン豊富でおいしいので、あと二、三本あっても良さそうです。
 タネから苗を作ってみます。


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 池に水を入れてから、ほぼ三カ月が過ぎました。
 嬉しいことに水質は安定したらしく、もう白濁することもなくなりました。
 湧き水みたいに透明です。


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 ちょっと前までは、夜にならないと出て来なかった魚たち。
 天敵はほとんどいないと悟ったのか、昼も堂々と泳ぐようになりました。


 (いつも井戸水を足してくれる親切な小父さん(永吉君)が、実は最大の天敵であることを、ティラピアたちはまだ知る由もなかったのであった……)


2015年10月30日(金) 午後11時半の室温23.8℃ 湿度67.5% 外気温18.4℃ 小雨
<Feliz Noche de Brujas ! (ハッピーハロウィン!)>

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 今年はひさしぶりに、カボチャのランタンを作りました。
 「小さな家」の子供たちにうけるといいなと思いつつ、まず目の穴を二つあけ…
 それから口の部分をくわっと切り開くと、とつぜんカボチャから妖気が漂い始める、その瞬間がなんとも好きです。


 初夏の陽気のリマですが、今夜は良い具合に冷たい雨がしとしと降って、カボチャのオレンジ色も好ましく見えております。

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 むかしはハロウィンというと、気の毒な猫さんたちに、ずいぶんハードな仮装をさせたものでしたが…
 今夜はかる〜く記念撮影だけにしておきます。


 しかしそれでも不服そうなハシンタ猫、しっぽを妙なぐあいに立てて、「いたずらかおごりか?」ではなく、「おごりか最終兵器投下か?」とでも言いたげです…
 や、やめてそれだけは……

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 こちらはジャック・オー・ランタンとクリスマスの妖精猫。
 (ああ今年も、もうじき終りですねえ…)


 ハスミン猫の頭で光るのは、米国amazonからまたまた取り寄せてしまった、色とりどりのソーラーイルミネーション。
 にゃんと注文から三日で届き、クリスマスならぬハロウィンに間に合ったので、ちょいと使ってみました。
 このソーラー豆電球、期待以上の明るさで、ハスミン猫の耳もしっかり透過して光っております(^。^)


 11月も末になったら、今年はこれで玄関先の木々を飾ります。
 小さな子供が身近にいると、祭日の準備が楽しくなるのはなかなかいいものですね。


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 もし明日31日も、今夜のようにひんやりしていたら、久しぶりに暖炉に火をいれて焼き芋でもしようかな…


2015年11月20日(金) 午後9時の室温22.7℃ 湿度74% 外気温20.0℃ 曇り
<紫とピンクのリマの春>


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歯医者さんの待合室のロバ……歯はははは…


 週末に買い物に出るほかは、私と宿六はほとんどいつも家にいます。
 なので私の歯が痛くなると、平日の外出のチャンス!ということで、少し嬉しかったりします。


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歯科の帰りに、そのへんを少しうろうろ。
ハカランダの花がだいぶ咲き揃ってきました。


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ハカランダと、隣はカエンボク
(当地での呼び名はtulipan africano)


 前にpacollamaさんがおっしゃっていましたが、ほんとリマでは、世界三大花木が惜しげもなく?街路樹として植えられていますね。
 あとひとつのホウオウボク(当地の呼び名はponciana)は、も少し暑くならないと咲きませんけれど。


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 光の加減やもしれませんが、ハカランダの花は、木によってかなり色あいが違いますね。
 うちも二本植えましたが、今年はまだ咲いてくれないようです。
 どんな感じの紫色なのか、また一年待たないとならないのね…


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 ルリンまで戻って、でもまだ帰宅したくなかったので、実にひさびさのサン・ペドロ浜へ。
 (まるっまるとした人影がかわいいですね、だいたいこれくらいがルリン地区の平均体型)


 パチャカマック島の眺めが良く、景色が広々としているので、リマ近辺ではこの浜がいちばん好きです。
 なので引越したら毎週歩きに来よう、なんて言ってたのですが…二年前に越したあと、ここに来たのは今日が初めて。


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 寒々しい空模様ですが、海に入る人もちらほら。
 無数に立ち並んだレストランも、毎日営業しているそうです。


 写真のお店で犬に餌をやっているおじさん、拡大してみたら、にっこり笑ってカメラ目線でした。
 ペルーでスナップ写真を撮ると、よくそういう知らない人の笑顔が写り込んでいます。いい国です。


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浜のレストランの飼いネコ、モウシャ嬢。
すばらしい見晴らしの、広大なトイレをお持ちです〜


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 夏が来る前の、まだ沈んだ色のリマの海。眺めていると気分が落ちつきます。
 これは去年の今ごろのミラフローレス。


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 歯科の帰りに、注射の痛みを忘れんと?買った苗。
 春って無性に、いろいろな苗を買ってみたくなりますね。リマは常春気候なので、つまり年がら年中買いたいわけですが。


 今月は新たに、キンカン、オレンジ、ブルーベリー、タンジェロ(タンジェリンとグレープフルーツの交配種)の苗を植えました。

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ちらほら咲きのバタフライブッシュ(ブルーエルフィン)。
話には聞いていましたが、ほんと蝶々そっくり!


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151119-18.jpg ティオティワカン山では、先週から桔梗が咲き始めました。
 うまくリマの気候に順応して、多年草化してくれますように。


 それからalpacaM子さま、以前、どうしても発芽しないとお話ししたニオイスミレ、今年はなんとか休眠打破までこぎつけました!
 このままちゃんと育ってくれるかなあ?


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ペルーイシチドリの雛
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ペルーイシチドリの母
(または父)



 ティオティワカン山のふもとで、ペルーイシチドリの雛をみつけました。
 アストラカンみたいにくるくるした羽毛がかわいいです。

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 「ペルーナイト桃」も可愛く咲いています。
 (この込み入った枝、どう剪定すればいいのでしょう…?)


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「ペルーナイトりんご」も、溌剌!と咲き始めました。

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 「ペルーナイト・アボカド」は、エル・ニーニョで暖かだった冬のあいだも背を伸ばし、塀をこえそうになっています。

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 そしてとうとう、最初の実がついたようです!
 5ミリほどの小ささですが、いっちょまえにアボカドの形をしています。


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 熱帯スイレンは、9月に池に入れてから、一日も休まず咲き続けています。
 なんという優等生!


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 ハスもどんどん発芽中。
 (こんなに発芽率が良いとは知らず、発芽させすぎました…)


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 pacollamaさ〜ん、pitahaya(ドラゴンフルーツがなるサボテン)も植えましたよ!
 どの品種かは不明ですが、数年も過ぎれば実がなるかもしれません。
 そのときはぜひ、うちまで収穫にいらして下さい!


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 (最近は日本でもよく知られているようですが)上の黄色いのがpitahayaの実です。
 ほかにショッキングピンクの品種もあります。
 同じサボテンの実でも、ウチワサボテンとは違って中のタネが小さく、果肉がゼリー状なので食べやすく、新鮮なものには爽やかな甘みがあっておいしいです。


 でもとっても高いのですよね。めざせ自家生産。

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リマのほうぼうでクリスマスツリーの準備中。

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 うちは今年はどうしようかな…
 「小さな家」の子供たちのために、庭の飾りつけを何かこれから考えます!



2015年11月25日(水) 午後5時半の室温24.6℃ 湿度68.5% 外気温21.5℃ 晴れのち曇り
<第二回 全校一斉身長測定>



 秘密結社「ペルーナイト」の久しぶりの総会が、近々、東京某所で開かれるとか…

 良い機会なので、「セニョーラ・ミチカ植樹基金」および「ペルーナイト植樹基金」にて購入させていただいた木々の、全校一斉身長測定を実施いたしました。

 ほんとは5月に計測したかったのですが、病み上がりだったため半年も遅くなってしまいました。ごめんなさい。
 その間にもどんどん成長して、もう巻き尺ではおっつかないので、今回は竹棹で物差しを作りました。


 以下、右枠が2013年・14年の姿で、左が現在のようすです。
 みなさまの木々の成長ぶりに、びっくりなさってくださいね!


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「ペルーナイト柳」の足もとにとつぜん顔を出して、永吉君を仰天させたアマリリス。
毎年ほんとに唐突に花開くので、知らないと驚きますよね。


ミチカ桜(候補)
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2015年11月
代表 320p
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 この春はいよいよ栄誉ある「ミチカ桜」を選定するつもりでしたが、暖冬で花が咲かず、結局決められなくて残念でした。
 でも、楽しいことは来年に延期、というのもわるくないですね。


 去年の冬に思い切って剪定したので、だいぶ立ち木らしい姿になってきました。
 今後も下枝はしっかり払って、ゆくゆくは桜の下を自由に歩きまわれるように、やや高めに仕立てたいです。
 幹も太くなって、いかにも桜らしい樹皮がきれいです。


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2014年5月
代表 250p


 最初はなにも知らなかったので、無駄な枝だらけにしてしまっておりました…
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2013年7月
植えた当時


ミチカ桜(候補)
ペルーナイト柳 (計5本)
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2015年11月 右の代表選手の現在


 少なくとも3割増しくらい、背が伸びたようです(うらやまし…)。
 ペルーナイト柳とミチカ桜の躍進ぶりは、下の写真でもご確認いただけます。


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2014年5月

ペルーナイト柳
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2015年11月
奥がペルーナイト柳、右手が桜



 右端でモサモサしているのは、フウセントウワタです。
 トウワタは当地ではあまりに雑草すぎて、どこにも売ってないので、生け花用の実から種をとって育てました。
 モナルカ蝶の御降臨をいまやおそし!とお待ちしているところです。


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 同じ場所が、2014年6月にはこんなにがらんとしていたのですね。
 ペルーナイト柳もミチカ桜も、ルリマツリもミニバラもスイカズラも、みーんな大きくなりました。


ミチカ桜とペルーナイト柳
ミチカ・マグノリア
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2015年11月
ミチカ・マグノリアA 280cm


 写真ではわかりにくいですが、幹も太くなりました。
 そろそろ花にも期待したいです。
 どの木も肥料は年一、二回、ごくわずかなguano de islaをやっているだけですが、これからは少し多めにしてみます。


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2014年5月
ミチカ・マグノリアA 225cm
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2013年7月
植えた当時



ミチカ・マグノリア A
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2015年11月
ミチカ・マグノリアB 290cm


 冬によけいな下枝を落としたので、この夏はまたぐっと育つと思います。

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2014年5月
ミチカ・マグノリアB 250cm
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2013年7月
植えた当時



ミチカ・マグノリア B
ペルーナイト洋梨
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2015年11月
196p


 直立していた上の枝を落としたので、背は伸びておりませんが、幹はちゃんと太りました。
 たぶん洋梨はもう一本ないと実がつかないので、適当な木を探そうと思います。


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2014年5月
195p
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2013年8月


ペルーナイト洋梨
ペルーナイト西洋スモモ
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2015年11月 240cm

 今は葉がないので見づらい上に、数字上はむしろ去年より低くなっておりますが(なぜっ?(^_^;))、枝はうんと増えました。
 でも剪定のしかたがわからず、ずっと悩んでおります…


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2014年5月 283cm
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2013年8月
植えた当時


ペルーナイト西洋スモモ
ペルーナイト・イチジク
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2015年11月 240cm


 冬にだいぶ刈り込みましたが、それでもなおこの高さ!
 bumbumさんkotetsuさんがみえた9月には葉がありませんでしたが、今はこうなっております。


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2014年5月 180cm
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2013年8月
植えた当時



ペルーナイト・イチジク
ペルーナイト・チリモヤ
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2015年11月 145cm


 調子が出て来たようです、大きな葉が育っています。
 剪定法がわからないので、しばらくは自由に茂らせてみます。


 (うしろの赤紫のパンパスグラスも、すごい育ってますでしょ?
 今年3月に一度、地面ぎりぎりまで刈り込んで、そこからまたここまで茂ったのです)


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2014年5月 124cm
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2013年8月
植えた当時


ペルーナイト・チリモヤ
ペルーナイト桃
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2015年11月 285cm


 ぼちぼち花は終りで、葉が出て実がつきはじめたところです。

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2014年5月 177cm
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2013年8月
植えた当時


ペルーナイト桃
ペルーナイト・グアバ
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2015年11月 160cm
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初の結実!

 とつぜん、ぼ〜ん!と育ち始めて、一気に三倍の背丈に…
 この春は、花もひとつふたつ咲きました。



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2014年5月 53cm
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2013年8月
植えた当時
20cm?


ペルーナイト・グアバ
ペルーナイトりんご
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2015年11月 185cm


 収穫重視で低く育てる方法もあるようですが、どこまで大きくなるか放任してみたいような気もして、迷っております…
 今は実が四つくらいついています。


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2014年5月 157cm
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2013年8月
植えた当時


ペルーナイトりんご
ペルーナイト・アボカド
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2015年11月 230cm
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 先日ご報告したように、とうとう実をつけ始めました!
 水やりを控えめにしているのが良かったようです。



 後ろの壁の蔦、オオイタビの育ちっぷりも、ついでにご覧ください。
 一年前の2014年11月には、アボカドも壁のオオイタビも、左の写真の通りの小ささでした。


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2014年5月 140cm
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2013年8月


ペルーナイト・アボカド
ペルーナイトびわ
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2015年11月 210cm

 縦にも横にも大きくなりました。
 そろそろ花に期待してもいいかな…?


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2014年5月 155cm
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2013年8月
植えた当時


ペルーナイトびわ
ミチカ柘榴 (生垣・無数)
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2015年11月 いちばん高そうなところは、ざっと310cm余!


 昨年は計測しませんでしたが、軽く倍には育ったと思います。
 この夏は大豊作で味もすばらしく、永吉君一家は、当地では高価な柘榴たべほうだいで、もう大喜びでした。


 将来、ハム君やお光ちゃんが子供時代を振り返るとき、「あの頃はおいしい柘榴を山ほど食べたなあ」なんて、きっと思い出してくれるでしょうね。

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2014年5月
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2013年7月
植えた当時


ミチカ柘榴
ペルーナイト・オリーブ (計4本)
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2015年11月 右の代表選手は360cmに!

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325cm(昨年は235cm)
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305cm(昨年は287cm)
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158cm(昨年は107cm)
(ほかの三本とは違う品種のようです)
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2014年5月 代表280cm

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2013年8月
植えた当時


ペルーナイト・オリーブ
ペルーナイト・マンゴー
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2015年11月 130cm
マンゴーもやっと勢いづいてきたようです。
この春も開花しましたが、実はついていません。


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2014年5月 43cm
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2013年8月
植えた当時


ペルーナイト・マンゴー
ペルーナイト・ルクマ
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2015年11月 104cm


 昨年5月には、枯れそう…とお伝えしたルクマ。
 その後みごと息を吹き返し、じわじわ育っております。次回の計測が楽しみです!


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2013年
植えた当時


ペルーナイト・ルクマ

おまけ。

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50歳の記念に植えた二本のココヤシは、それぞれ140cmと170cmに育ちました。

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2014年5月 植えた当時。
1個20ソル也(約730円)の、お手軽な記念植樹です。



それではペルーナイト東京本部の皆さま、私抜きでどうぞ楽しい集いを……(T_T)


2015年12月10日(木) 午後4時半の室温25.8℃ 湿度60% 外気温25.3℃ 快晴
<異常気象・我が谷は緑なり…>

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 暖冬だった今年ですが、夏に向かう11月以降は、むしろ例年よりやや涼しい、という妙なことになっております。
 時節外れの小雨もよく降るので、ご覧の通り、パチャカマックのロマス(写真奥)はいまだに緑を保っています。
 ふつうなら11月半ばには枯れるので、これはかなり異常なことです。


 いっぽう山の雨は遅れているのか、ルリン川にはまだ水が戻ってきません。
 その影響なのか?わかりませんが、ジャガイモの値段も、永吉君情報によるとふだんキロ1.5ソルのパパ・アマリージャが、今は3ソルもしているそうです。


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年末なのに、うっすら緑色のJatosisaのロマス


 ルリン川の向こうのQuebrada Verdeも、まだ谷間には緑が残っています。
 風景がきれいなのは嬉しいですけど、これからどうなるのか気がかりです。


 もし97・98年の大エル・ニーニョの時と同じなら、今年はロマス現象が長引くものの、来年は5月6月になっても冬が来ず、ロマスも枯れたまま終る、という可能性が高そうです。

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 小雨が多く、陽ざしもさほど強くないので、今のところ輸入のタネ類は調子がいいです。
 ニオイスミレもじわじわ育っていますし、水色のトウワタ(ブルースター)も咲き始めました。


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 これから天候がどう転んでも、あまり関係なさそうなのは、一年中咲くサルビア。
 蝶やハチドリさんに大好評なので、霧雨を利用して、今のうちにせいぜい増やしておきましょう…


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 とうとう住みついてしまったらしい、マメルリハ・インコ(periquito esmeralda)。
 もともとトルヒージョ以北の鳥ですが、ペットとしてリマに持ち込まれ、のちに野生化したそうです。
 顔の明るい若葉色がとてもきれいです。


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 熟しかけの桃やりんごをだいぶ齧られましたが、かわいいので許す!
 (穴のあいた果物は、永吉君が池に放り込み、ティラピアに食べさせています…)


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 「無原罪の御宿り」の祝日だった12月8日は、永吉君の誕生日とハム君の初聖体拝領(プリメラ・コムニオン)が重なり、「小さな家」の皆さんにとって、なかなかおめでたい一日だったようです。

 聖体拝領の前には、ハム君、初の懺悔もさせられたそうです。
 「おまえいったい、何を懺悔したんだ?」と、お父さんの永吉君がさかんに詮索するも、無言を貫いたハム君…(笑)


 左は、式のあとハム君が持ってきてくれた挨拶カードです。
 ハム君とは似ても似つかぬグリンゴ少年の絵柄が、なんとも古風な少女趣味で楽しいです(きっとお母さんの好みですね…)、裏にはちゃんと名前と教会名も印刷してあります。


 こういうのを配る習慣があるんですね、ペルーの親御さんもたいへんだなあ。


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 初聖体拝領というと、宿六の古い写真が手元にあります。
 (右はしの呑気そうな顔の子が、1973年の宿六。ずいぶん色黒だったんだなあ)


 儀式のあとの集まりの情景で、テーブルの上にはパネトン(ペルー式極甘パネトーネ)、ビスコチョ(甘い菓子パン)、白いクリームを塗ったケーキ、お砂糖たっぷりのチョコラテ、そしてファンタオレンジが並んでいます。
 ほぼ100%糖質ですな……


 ハム君もこういう白いローブを着たそうで、借り賃は25ソル(約900円)だったとか。
 数時間だけなのにけっこう高いですよね。親御さんはどこの国でもたいへんだ…


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 仲の良い永吉君一家のおかげで、この年末はほんとうに心安らかです。
 …でもでも、あの問題児アントワネットちゃんも、意外なお土産を残してくれていました。
 写真の真ん中の、ポプラの苗です。
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 剪定したポプラの枝を、彼女がインゲン豆のつっかい棒として使っていたのが、いつのまにか根付いていたのです。
 すくすくと全部で四本も育っていたので、先日庭に移植しました。


 これを見た園芸店のフランクリン君、「あーあ、とうとう僕たちの秘密を知られたか!(笑)もうこれからはポプラは買ってもらえないですね」と残念がることしきり。

 私にとってはしめしめ占め子の兎、さっそく新たに十数本の枝を切り、地面にさしておきました。
 早いものは一週間で、右の写真のように葉が出てきます、実に強い木です。
 どんどん挿し木をして、庭の四方をポプラ林にしてしまいます。


 さいきん我ながら生命力が落ちているのを感じますが、せめてポプラ林がそこそこ形になるまでは生きないとねえ。

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 先月末の珍しく晴れた晩、池に映る月の明るさに驚きました。
 エル・ニーニョが猛威をふるいそうな来年は、少なくともリマでのお月見の機会は増えそうです。


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 再来週はもうクリスマス。
 敷地内の子供人口が急増した今年は、少し庭を飾りつけています。次回はそのご報告を。



2015年12月12日(土) 午後4時の室温24.8℃ 湿度69% 外気温23.7℃ 曇り
<クリスマスの庭支度>

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 おととし「小さな家」に支給したクリスマス・イルミネーションは、アントワネットちゃんが持ち去ってしまったので(^_^;)、今年は新調することに。
 屋根に沿って、つらら電飾をぐるっと取りつけたら、いい感じになりました。
 (忘れてましたが、そもそもはこれがやりたくて、「小さな家」も手のかかる切妻屋根にしたのでした)


 写真は11月末の初点灯の際、家族みんなで眺めているところです。
 ハム君が、「一年中クリスマスで、一年中イルミネーションついてるといいのに!」と喜んでくれました。


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 つらら電飾が一本余ったので(永吉君の計算違いによる怪我の功名)、うちの玄関にもつけました。
 去年は意気消沈していて出さなかった流れ星も、今年は窓に飾ります。


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 「小さな家」の前の糸杉には、ソーラー・イルミネーションをつけました。
 うちから眺めるとこんな感じです。


 昨年、道沿いに一枝ずつ挿しておいたローズマリー、もうこんなに大きく育ちました。
 2014年の暮れに植えた左のナツメヤシも、しっかり根付きました。


 今年もまた私はなにも進歩しませんでしたが(というかダウングレードした…)、庭の木々だけはめざましく育っています〜

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 ソーラー・イルミネーションの優秀さには大感心、ずいぶん技術が進んで来てますね。
 LEDで色が冷たいのが欠点ですが、そのかわり曇りの日でも、かなり夜遅くまで光ってくれます。
 こちらはナツメヤシにまきつけて、カジノ風に?


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 12月に入ると市場に並ぶ、聖家族のための「厩」。
 やはりペルーでは、クリスマスツリーよりもナシミエント(聖家族と三賢王の人形一揃い)を飾る家のほうが、まだまだ多いのですよね。


 ただこれ雨の多い今年は、外に飾るとすぐ壊れそうなので、まず苔をはがして補強することに。
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 雨に耐えるようアクリル絵の具で塗り込めて、ガラス玉や小石で飾ったら、こうなりました。

 ナシミエント用の飾りは山ほど持っていますが、だいじな蒐集品は外には飾れません。
 そこで市場で、二個で2ソルとか5ソルとか…の安物を買ってきましたが、その安物がまた独特の味があっていいのですよね!
 特に左のほうの、極彩色の動物たちは、クスコなど各地のナシミエントで見かけて、前々から買ってみたかったものです。


 いったいどこで作っているのかなあ?
 中国製にしてはむしろ塗り方が雑すぎる(笑)ので、ボリビアあたりかな…と想像していますが、狙って出来るものではない下手さかげんと、崩壊した色彩感覚に、妙にこころよい郷愁をかきたてられます。


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 準備するうちに自分が夢中になってしまいましたが、もともと子供たちのために始めたことなので、「小さな家」のすぐ前に飾ります。
 台は迷った末、材木店で買ってきた切り株を芝の上にでんと据え、まわりには観葉植物を植えました。
 (1月6日にナシミエントを片付けたあとは、ここに植木鉢など飾ろうと思います)


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 薄暗くなると、ソーラーイルミネーションがぽっと灯ります。
 幸い「小さな家」のみなさんにも好評、でも「どうしてニーニョ(幼子イエス)がいないの?」と聞かれました。
 だってまだ25日じゃないから、生まれてないのよ〜(^。^)


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空模様はやっと夏らしく安定しはじめました。
(と思ったら今日はまた小雨ですが…)


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フィルター池に映る夕焼け。
すくって飲みたくなっちゃうような、良い色ですねえ。
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 池の魚たちは、気温が上がっていよいよ元気です。
 プラティ(胎生メダカ)はどんどん稚魚を生み、ティラピアは毎日みるたびに大きくなっています。
 いちばん大きいのが10センチくらいかな?


 右の写真は9月末の様子。
 同じランプと石が写ってますので、3ヶ月でティラピアの存在感がどれだけ増したか、ごらん頂けるかと。
 金魚も少し太ったようですね。


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ティラピアのエサ、一袋40キロ…
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 猫のエサ、一袋2.27キロ。
 ハスミン猫「惜しむらくは量が少ない…」


 ティラピアには、養殖用のPuritilapiaなる専用餌を与えています。
 宿六が40キロ!入りの大袋を買ってきてしまい、どこにどうしまえばいいのか…困っております。


 夕方、魚のエサやりが済むと、次はお猫さまの晩餐です。
 さいきん米国のTaste of the Wild(いい名ですね)のカリカリが輸入されるようになりました。
 なんでも鱒と鮭の味だそうで、おいしいらしいです、二匹とも感動に打ち震えながら食べてくれます。


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 イルミネーションをつけてから、夜の庭にぶらっと出るのが楽しくなりました。
 ただ「小さな家」は超早寝、9時半には暗くなってしまいますが。


 パチャカマックではリマ市内と違って、クリスマス・イルミネーションはまったく見かけず物足りません。
 うちの中で、毎年少しずつ増やしていこうと思います。


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 2015年は、もうあと三週間も残っていないのですね。
 いやあ今年もまた、なかなかひどい年でした。
 このままでは余りに悔いが大きすぎますから、せめて描きかけの細密画の2,3枚を仕上げてから、心静かに年末年始を過ごしたいです。


 残りの日々、(できたら)修行モードに切り替えますので、来年まで更新はしないかも?しれません。
 念のため先にご挨拶を…


 みなさま、今年もおつきあい下さってありがとうございました。
 どうぞ楽しいクリスマスと、平和な新年をお迎えください!



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