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2014年3・4・5月の「一服いかが?」



2014年3月16日(日) <栗まんじゅう惨殺事件>

2014年3月20日(木) <秋になったら花を植えよう>

2014年4月15日(火) <聖週間の月蝕>

2014年4月21日(月) <聖週間も終って秋本番>

2014年5月15日(木) <アマンカイの丘>…もしくはある賃借人一家の物語

2014年5月23日(金) <小春日和>


2014年3月16日(日) 午後7時30分の室温26.5℃ 湿度62% 晴れ
<栗まんじゅう惨殺事件>


 少しご無沙汰しました。
 トラブルと心配ごとの大波小波もやっとおさまり、おかげさまで落ち着いた日々を送っております。
 さいきんのいちばんの騒動といえば、栗まんじゅう惨殺事件くらいでしょうか…


 わが家の居間と台所のあいだは、もともとの心づもりでは、大きな窓つき扉でふさぐ予定でした。
 いくら猫好きとはいえ、台所には猫を入れたくありませんので。


 扉のための材木は、とうの昔(10か月くらい前かしらん…)に購入。
 エステバン師匠が下請けのパブロ氏に渡し、作業を進めてもらっていたのですが… どうもこのパブロ氏というのが、たいへんむつかしいお人でして…


 取り付け費用込みで請け負ったはずなのに、途中から「遠方のパチャカマックでの取り付けはしたくない、でも同額払え、いやもっと支払え」等々、話が二転三転。
 要するに、「こちらの言い値を払わなければ材木は返さない」と、組みあがった扉を人質にとって、無茶な値上げをもちかけてきたのです。


 あまりのことに呆れるばかり、でも扉がなくても取りあえず生活には困らないので、年明け以降は放置していました。
 時間が過ぎれば、パブロ氏が正気に返ってくれるかもしれないと、ちょっと期待もしていました。


 そうしたらにゃんと! 先月パブロ氏は、勝手に扉を材木として売り払ってしまったのだそうです。あ〜あ…
 いくら上等の材木とはいえ、切り刻んで釘も打ってあるのですから、当然二束三文だったことでしょう。
 私たちが最初に約束した工賃のほうが、はるかに高かったはずです。


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市場へ行った日の昼食。
標高3000メートルの野菜と、チジョン川の山羊のチーズ。
コンポステラ風帆立貝のオーブン焼き。
イカ墨のスパゲッティ。ワインはオルヴィエート♪


 ♪…なんて浮かれているようですが、先日、私は年に千回は台所に立っているのだなあ、と気づいてしまい、ちょっとくじけそうになっている今日このごろです…

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 バナナとパパイヤを植え忘れていたことを思い出し、すぐやる課がすぐ調達。
 アントワネットちゃんの庭にも、もう一組植えました。
 彼女のつれあい猫番君は、ジャガイモ収穫のため現在ワヌコに滞在中です。もうそんな季節なんですね。



 残念なことに、こういう筋の通らないことをする人に、当地ではときどきお目にかかりますね。
 (ペルー人には働き者が多いので、もし論理的な考え方の訓練をしたら、鬼に金棒と思うのですが…ああでもそしたら、おもしろみに欠ける国になっちゃうかな…)


 家を建てる全工程で、ダマソ氏とパブロ氏のほかは、そのタイプの人に全く出くわさなかったのは、むしろ奇跡といえるかもしれません、ほんと去年は運が良かったです。

 かくして、人間はみな損をした上に、何もなかったことになってしまった台所扉計画ですが、この結末を大歓迎するであろうけものが二頭…

 引越して無防備な台所で料理を始めたときは、いつも猫の視線を感じるので、私もやりにくいなあと思っていました。
 でもさいきんは慣れてしまって、なんだか扉はもういらないような気もしていたのですよね、本音では。
 魚など猫好みの料理のときだけ、背中の目をぱっちり開いていれば済むことですし。
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 …などと油断していた矢先に起きたのが、栗まんじゅう惨殺事件です。
 当地にはのどを通るようなお菓子は皆無なので、さいきん甘いもの作りを再開しました。
 で、先週は栗なし栗まんじゅうを作って、粗熱がとれるまで台所においておいたところ…


 猫にやられました! 卵入りの皮だけ、むざんに食べ散らされていました。
 皮を剥がれて惨殺されたのは1個のみ、残り11個は無事だったのは不幸中の幸いでしたが…
 またpallar豆で作った白餡は、お口に合わなかったらしく、手つかずでした。
 …どうせなら全部食べてよ、もったいない! 無益な殺生はやめてくれ!


 やっぱり台所の扉、あったほうがいいのでしょうか…

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 近所で中庭用の椅子を買いました。
 そのとたん、ちょいちょい雨が降るようになったので、しかたなくポーチにもってきました…
 毎年、夏のあいだじゅうスイカおいしそうだなあ、でも二人家族には大きすぎるなあ、と横目で見ていて、ある日とうとう買うと翌日必ず冷え込むのですが、なんとなくそれと似た状況。


 junco(Huachoあたりでとれるイグサの仲間)を巻き付けて作ってあります。
 見た目より座り心地はいいです。


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 蝶寄せ計画のほうは、ブッドレアがなかなか健闘してくれていますが、素通りする蝶も多くてやきもきしております。
 私の部屋のまわりは、紫・白・青系で涼しくまとめるつもりが、蝶のために好きでもないランタナを植え(それなりの成果を発揮中)、さらには百歩譲って、あまりといえばあまりに赤いサンタンカまで導入…


 あのつれない蝶たち、来週こそは立ち寄ってくれるでしょうか?

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いっぽうハチドリは、すっかり定住しています。
ミチカ桜にとまって一服しながら、長〜い舌を出しています。




 珍しくインタナショナルな?話題を二つ。

1) EU各国を訪問する際、90日間まではペルー人もビザ不要となりました!

 宿六と旅行するとき、今まで本当にめんどくさかったのですが、これでスペイン等にぐっと行きやすくなります。
 以前はあまりの不便さに、スペインで何年か暮らして宿六にスペイン国籍を取得させようか…と考えていた時期もありました。
 元植民地なので、一定の条件さえ満たせば、ペルー人は比較的容易にスペイン国籍を取れるようですから。
 でもその手間も不要となり、良かったようなちょっと残念なような?


 ぜひまた遠からぬうちに大西洋を越えたいものです、猫様のごきげんにもよりますが。
 しかしこれで、日本はますます遠くなりますね、私たちにとって…
 日系人にすら、すんなりビザをくれない国なんですから。


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カーニバルとワールドカップ開催をまとめて祝う、器用なブラジルの人々。
(O Globo局の画面より)



2) 宿六が先日、取引先のブラジル人と交わした会話。

 宿六 「いよいよカルナバウ(カーニバル)、休暇ですね!」
 ブラジル人 「いえ私は、今年のカルナバウは休まず仕事です」
 宿六 「ええっ?…(ありえないことなのでしばし絶句)…いったいそれはどうして…」
 ブラジル人 「6月に当地でワールドカップが始まったら、一か月丸々休みたいので、かわりにカルナバウは働くんです」


 宿六、深〜く納得。


2014年3月20日(木) 午後5時30分の室温27℃ 湿度60% 快晴
<秋になったら花を植えよう>

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 パチャカマックは、一年でいちばんきれいな季節となりました。
 これから五月はじめまで続く、長〜い秋…というより晩夏の季節は、光のぐあいが日本の初夏に似ていて、いつもたまらなく草花を植えたくなります。
 幸い当地では、大抵の花が多年草扱い。
 今ごろ植えても、冬に枯れるわけではないのは、ちょっといいですよね。


 そんなわけで、久しぶりにLos Incas園芸店のWEBサイトを覗いてみたら…
 蝶寄せに効果がありそうなサンタンカ、ちょうどバーゲン中というので月曜日に行ってきました。


 戦利品の数々。
 まずブッドレアの追加苗を1本(でも次回は挿し枝でふやそう…)。
 シソ科のプレクトランサス(覚えにくいな和名ないのかな)、トラノオノキ(ヘーベ)、ヘリオトロープを各1本。このへんはすべて紫色。


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 右の大きなのはメキシコのサルビア(アメジスト・セージ)。
 サンタンカは大小とりまぜ、ピンク、クリーム色のを各1本、オレンジ色のを3本。
 合計で126ソル(約4600円)でした。


 Vivero Los Incasは、当地の感覚からすると非常に高い園芸店ですが、近所では見かけない微妙な色彩の植物が揃っているので、たまに遠征する甲斐は大いにありますね。
 サンタンカ(Ixora)は、3月22日まで50%オフだそうです。


 …引越して半年余り、私もやっと花を植える心の余裕ができました。

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 あてずっぽうで買ったプレクトランサスやトラノオノキ、サルビアは、調べてみると蝶が好むらしいので、はりきってすべて私の窓の下に。
 花壇花壇した感じではなく、自然に生えている風情にしたいので、芝に紛れるように気楽に植えてみました。
 だんだんとこういう植え込みを増やしていったら、もっと蝶も寄ってくれるようになるでしょうか…


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 きのう水曜に植えて、本日木曜日。
 今のところ蝶はぜんぜん来ていませんが(黄色い蝶が何度も素通り…)、かわりにただちに参上したのはいつもの蜂鳥君。
 サルビアは、花の長さがまさに蜂鳥仕様だったようです。
 ことのほかお気に召したらしく、ほぼ午前いっぱい、サルビアまわりに滞空してました。
 あ、今もまた来てます、チッチッチッチと鳴きながら蜜を吸うので、すぐわかります。


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 私が蝶のために植えた花は、片端から蜂鳥君ばかりが気に入ってくださいます…

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 暮れに植えたルリマツリは、だいぶ感じ良く茂ってきました。
 朝日が射してもきれいですが、夕暮れ時、ぼうっと冷たい青色に見えるときがいちばんきれいです。


 ルリマツリもまた、蜂鳥さん御用達。
 蝶は、きれいなヒメシジミの仲間が常駐しています。
 先日産卵していたので、そのうち食われてしまうかも知れませんが、きれいな蝶なので許す。
 美人はやっぱり得です。ニームオイルも蝶寄せの花にはかけないようにしています。


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 ランタナも、可憐な白やリラ色のは許せますね、さわると良い香りがしますし。
 しかし蝶も蜂鳥も、例のものすごい朱赤と黄のだんだらのランタナのほうが、はるかに好きなようです。


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「おばけ〜っ」という感じの、きのうの夕焼け雲。
はっきり目鼻までついてます、このおばけ。
うーん、なんかデーモン小暮に見えてきた…



2014年4月15日(火) 午後5時30分の室温24.5℃ 湿度63% ほぼ晴れ
<聖週間の月蝕>

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 昨晩の月。
 リマの空はいつものように靄っていますが、これくらいなら月蝕、見られるかも?
 赤くて大きな火星も、月にぴったり寄り添っていい感じです。


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 お月さまはほぼ天頂付近にかかっています。
 なので椅子に座って、うんとのけぞって、時がたつのをじっと待ちます。


 こんなに長いこと月を見つめるのは、リマでは初めてかも。
 今までも何度か月蝕の機会はありましたが、大抵曇ってましたから…(^_^;)


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 だんだんと、蝕は永遠に始まらないような気がしてきましたが…
 いったん欠け始めると早いです。


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 ご近所は早々に寝静まり、あたりはコオロギ、ペルーイシチドリ、フクロウ、ヨタカの声ばかり。
 気温は19℃、コートを着てマフラーを巻いて、無心で(眠いので自然と無心で…)、黒い影に飲み込まれていく月を眺めます。


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 あたりが少し暗くなりました。

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 深夜の天頂に、ほっそりした三日月…という、不可思議な光景。
 月ぜんたいの形も、うっすらと見え始めました。


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 やせほそった三日月は、まもなく地球の影に飲まれそうです。
 月の丸い形が、ぼんやり赤く浮かび上がってきました。
 赤い月への期待が高まります!


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 …と、ここまではたいへん良い調子だったのですが、そこはそれリマですから。
 とつぜん四方から雲が押し寄せはじめ…


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 数分後には、きれいさっぱり、なーんにも見えなくなってしまいました。
 あ〜あ。どうせ曇るとは思っていましたが、いちばん良いところで曇るなんて!
 悔しいので、皆既月食が終る3時過ぎまでねばってみましたが、雲は厚くなるばかりでありました。


 まあでもこのリマで、月が欠けていく全過程が見られただけでも、上出来だったかもしれません。


 日本では、わずかに欠けた月の出だったそうで、さぞ幻想的だったでしょうね!
 ただその月が赤かったのは、満月のたびによく起きる現象のはず…
 なのにネット上では「日本でも月蝕の赤い月が見られた!」と、わ〜っと話題になっていたのは、ちょっと興味深かったです。
 真実を知らないほうが幸せなこと…の好例かもしれません。


 今後リマで見られる(かもしれない)皆既月食は…

*2014年10月8日
 …季節的には曇っていて難しそう、しかもいいところで朝が来て沈んでしまいます。
  でも日本ではばっちりのようですね。


*2015年9月27・28日
 …うーん9月は無理ですね、リマは確実に曇ってますね。


*2019年1月20・21日
 …この日付は期待できるかも?
 明け方なので、西の空(曇りやすい海側)が舞台になるのが難ですが。


 2019年というとちょっとばかり先ですが、そのころ私はなにしてるかな。
 たとえ人に進歩はなくても、庭木はだいぶ立派になっているでしょうね。



2014年4月21日(月) 午後11時の室温25℃ 湿度65% 晴れ、コオロギ大合唱
<聖週間も終って秋本番>


 私に長年つきまとっているトラブル運も、さすがにネタが尽きてきたのか、平穏な日々を送っておりますが…

 先月末、賃貸中のアパート(旧居)にて、なかなかたいへんなドラマが起きました。
 ペルーずれした私でも、けっこう驚くレベルの、ペルーならでは!のドラマです。


 それをお話ししたくてならないのですが、いまちょっと歯が痛くて、長文をまとめられません。
 なので今日のところは、聖週間の四連休の、のどかな情景だけお届けします。


 次回の更新に、ぜひご期待くださいまし。

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 毎年日付はちがうのに、必ず晴れる聖週間。

 こういう奥深さのある空を見ていると、わらわらと前世の記憶がよみがえってくるような気持に、いつもなります。なぜだろう…

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 私の部屋の外に、蝶が好みそうな花を手当たりしだいに植えていったら、こんなになってしまいました。

 芝と草花が競い合って、もうめちゃくちゃですけれど、蝶を呼ぶにはあまり手入れをしないほうがいいとか。
 都合のいい説なので、そういうことにしています。


 今はまだブッドレアもスイカズラも満開ですが、いつまで咲きつづけてくれるかな。
 蝶が何月まで来るかも、大いに気になっています。
 昨年は6月はじめにまだ黒い蝶が飛んでいて、寒い8月になってもミチカ桜にセセリチョウが来ていたので、もしかすると一年中蝶々が絶えない土地柄なのかも?しれません。


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 色とりどりの花を植えたほうが蝶が来る、というのは本当のようです。
 3月末には、夏じゅう待ちつづけたモナルカさま(オオカバマダラ)がついに御降臨!
 オレンジ色のランタナにばかりとまるので、好きじゃない花だけど植えた甲斐がありました。


 モナルカさまは、ここ米大陸では珍しくもない蝶ですが、喧騒のリマにほど近いわが家においでいただけるとは、ちょっと思っていませんでした、感激です。
 次なる目標は、幼虫の餌になるトウワタを探して植えて、「モナルカさまが殖える庭」にすることです。


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 いつも領空争いをしながら二羽で来ていたオウギオハチドリ(体長7cm)は、急にぱたっと来なくなったので、たぶん雨の終った山のほうへ移動したのでは、と想像しています。
 繁殖期にのどが紫色に変わるのを楽しみにしていたのですが、山で殖えるのかな…


 入れ替わりに、ひとまわり大きなチャムネエメラルドハチドリ(体長10cm、上の写真)がやってくるようになりました。
 リマ市内にたくさんいる種類ですが、なぜかくちばしの色がちょっと違います。
 リマでは真赤なのに、このへんのは黒ずんでいます、どうも地域差があるようです。
 ちょうどナスカあたりまで分布しているせいか、ナスカ地上絵のハチドリのモデルではないか?とも(このお話は裏とってません)。


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 透明感のある晴れの日がつづいて、リマは最高の季節です。
 できるだけ楽しんでおくべく、ポーチに置くbar風の椅子を二つ購入。


 でも前に買った同素材の椅子は、早くもちょっとカビてきたんですよね。さすがリマ。
 その対策も考えなくては。


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 枝豆の収穫。
 1月にcalleretiroさんがみえたとき、「うまくタイミングを逃さなければ、枝豆として食べられますよね」とのお言葉があったので、確かにそうだなーと思い、うっかり大豆にしてしまわないようずっと気をつけていました。
 おかげで良い時期を見きわめて収穫できました。


 夏の陽ざしを恐れてまったく世話しなかったため、小粒でしたが、とれたての味はそれだけで格別!
 10月ごろに、今度はもっとたくさん蒔こうと思います。


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 今は暑からず寒からずなので、オオイタビやアイビー、ブッドレア、ジャスミン、ゼラニウムなどの挿し木を試しています。
 (植木鉢はだんぜんテラコッタ派ですが、腰の安全にはかえられませんので、挿し木用のだけは妥協してプラスティック鉢にしました)


 こういうのを始めると、ちょっと園芸慣れした人みたいでいい気分ですが、リマのふしぎな気候下、はたしてどれくらい成功するでしょうね。


2014年5月15日(木) 午後2時半の室温24℃ 湿度70% 曇り
<アマンカイの丘>…もしくはある賃借人一家の物語

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 庭のサボテン山(写真奥)は、植えた植物がどれもよく育ち、だいぶいい感じになってきました。
 そこでいよいよ、念願の「アマンカイの丘」造成?に着手(写真手前)。
 3立方メートルの土を積み、少しずつ石(井戸から出た石)を置いては、アマンカイの球根を植えています。


 思えばもう十年も前に、パチャカマックのロマスで採取したアマンカイの種を、ずっと鉢で育ててきましたが、だいぶ球根らしい形にはなったものの、いまだに葉っぱしか出してくれません。
 でもこうして地植えにして、根を思う存分伸ばせるようにしてやれば、そのうち花を咲かせてくれるでしょうか。あと十年くらい待ってみます。


 このミニ・ロマス作り、園芸店に頼まないと無理かと思っていましたが、なんとか一人でできそうです。
 これがすんだら、まんなかの丘に青いイチュをびっしり植えて(いまはポット入りのが並べてあります)、アンデスの平原風にしたいです。


 大きめの箱庭療法みたいなもので、これやってるとたいへん気持ちが落ち着きます。


 今週は宿六が、じつにひさびさの出張。
 うちのゴルゴタ(台所)から解放されて時間ができたので、3月末の事件の顛末をやっと書けます。
 2月はじめに借り手がついたばかりの、リマ市内のアパート(旧居)での出来事です。


 3月29日土曜日。アパートの外回り掃除の人から、あわてた様子で電話がありました。
 うちのアパートを借りている一家が、とつぜん家財道具を持ち出し、引越しを始めた、というのです。


 借り主は、私より二歳ほど若いお母さんと、息子二人に娘一人の計四名。
 二十代の長男長女は仕事をしていますが、末っ子はまだ大学生です。


 そのお母さんの話によると、昨年、長い長い闘病生活の末に、旦那さんが亡くなられたとのこと。
 「夫と私たちは、互いにどんなに大切かと言い合うためだけに、この数年を費やしました…。
 でも今は、ちょっとでも早く気持ちを切りかえたくて、大急ぎでアパートを探しているんです」
 それで私たちも大いに同情し、契約書を交わす前に鍵を渡したり、希望する棚はすぐつけてあげたり、できる親切は心がけていました。


 長男君の説明では、遺族年金の支給が遅れているそうで、そのため二カ月の保証金は一ヵ月半分だけ先に受け取り、また3月の家賃も待ってあげていました。
 じりじりと支払いが遅れても、その都度きちんとメールが入るので、まあ大丈夫だろうと思っていたのですが、しかしだんだんと連絡も取りにくくなり…


 そんな中、28日金曜に妙なことがありました。そのときも掃除の人が教えてくれたのですが、
 「今週は旅行のはずの奥さんが、さっき急にアパートに顔を出しましたよ。
 何人か見知らぬ連中といっしょに上がっていきましたが、どうも様子が変でした、あれは私服警察だったかもしれない…」
 などと言うので、とても気になっていたところに、夜逃げならぬ昼逃げの知らせです。


 おそらくどうしても家賃を支払えない、ということになったのでしょう。
 でもまっとうに契約解除するには違約金二か月分を払わなくてはならず、それを払えない場合、ふつうは大家が家財道具を差し押さえます。ならばその前にさっさと逃げてしまいましょう、ということですね。
 (でももし私だったら、人目の少ない土曜の夜に逃げますね…なぜ目立つ白昼決行したのかは謎…)


 そんなわけで、休日ですがやむなくリマまで駆けつけ、借り主の代理人たる弁護士に説明を求めると、驚きの回答が。
 なんとあの奥さんが、麻薬の密輸出に手を染めてカヤオ空港で拘束、現在取り調べ中…だというのです。


 (これを当地では俗にブリエール、荷運びロバと申しまして、年齢性別問わずいろんな人がロバになり、よく空港や国境で捕まっています。けっこう良いところのお嬢さん風の人なども、「海外旅行のついでにお小遣い稼ぎをしよう」と愚かな考えを起こすようです)

 そしてあの長男君も(以前アパートからの夕焼けに感動してメールをくれた人です!)、何かこの件に関わりがあったのか、今は行方がわからないということでした。


 これだけでも、私たちにはもうじゅうぶんな驚きだったのですが…

 お母さんと頼りの長男がいなくなった今、アパートは解約するほかない、というのはわかります。
 しかしその弁護士が言いだした解約条件というのが、さすがリマの白人様〜!…と土下座するほかない笑撃的なものでした。


 「こういう急な解約の場合、二カ月分の違約金を払わなくてはならないのは知っているが、それが欲しいなら勝手に裁判でも起こしてください。
 でも裁判沙汰になると四、五カ月はかかって、かえってあなたがたに不利となるのは、少し考えればわかるはずだ。したがって我々は、違約金は絶対に支払わない。


 なお、一カ月半分払ってある保証金のうち、一カ月分は3月の家賃にあてて良いが、残りの半月分はきっちり全額こちらに返すように。
 そうしたらすぐ引き払ってやるが、そうでなければ無払いのまま、二人の子供をずっとアパートに居座らせることにする。さあどちらが良いか、すぐ決めよ」


 これには宿六も私も、思わず失笑。
 奥さん拘束の真偽はともかく(この時点ではへたな作り話と疑っていました)、もともと旦那さんのことでは大いに同情していたのです。だからもし最初から事情を話してくれれば、違約金なんか、言われなくても免除したと思います。


 またそこで感謝の一言でもあれば、修繕費その他も、ぜんぶ喜んで見逃したと思います。事情が事情ですから、残されて苦境にある娘さんと息子さんのための、人道的措置と思えば当然です。
 それなのに、はなからこうも攻撃的に脅しをかけてくるとは………ああ同じ人間として情けない…


 長年「外交」はすべて宿六に一任してきたので、すっかり忘れていましたが、リマ(の上のほう)にはこういう人、とても多いんですよね。
 彼らはどんな些細なことでも、いつも最初から喧嘩腰。がんがん攻めてきます。自分が悪意で出来上がっているものだから、他人もみなそうとしか思えない…のかもしれませんね。
 だからペルーでは、いくら契約書をきちんと作っても、本当はほとんど意味がありません。結局は、相手がまともな人かそうでないかで、すべて決まってしまうからです。


 さて相手がこのたぐいとわかった以上は、いくら話をこじらせても時間の無駄です。
 すぐ知人の弁護士とも相談し、「小さなお金のことはどうでもいいので、極力さっさと出ていってもらう方向で」ということになりました。
 そもそも麻薬云々の話が本当なら、背後にどんなすてきな関係者がいるかわかったものではありませんし、少しも早く縁を切るのがいちばんです。


 従って家財道具も、すみやかに持ち去ってほしかったのですが、あいにく近所の警察官が嗅ぎつけて乗りこんできてしまいました。(ウマラ大統領の家が至近なので、ひまそうな警察官がうじゃうじゃいるのです)
 じっさい、家主の許可なしで家財道具を持ち出すのは違法なので、しかたありません。そこで宿六が、猫なで声で警察官に話しかけ、逃亡者のためにとりなそうとしたのですが…


 持ち出し作業をしていた廃品回収業者が、宿六の好意を即刻ぶちこわしてくれました。
 あろうことかその婦警さんに向かって、「さっさと仕事させてくれよ、で、いくらだよ?!」などと暴言を吐いてしまったのです、あちゃ〜…
 (そりゃ当地の警察官とは、大抵の場合は少々のチップで話がつきますが、それを衆人環視の中でやってはなりませぬ〜(>_<))
 しかもトラック運転手は、免許証持ってないときた…ああこれは救出不能…


 カンカンに怒った婦警さんは(ま、当然です)、トラックごと警察署へ引き立てていきました、その後彼らがどうなったかは知りません。

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 サボテン山にぴったりな、スミレサイズのかわいい花を見つけました。
 園芸店ではazulinoと呼ばれていますが、学名はわからず正体不明。


 スミレがどうしてもだめで残念だったので、どことなく似ているこの花が、大いになぐさめになっています。
 サボテン山でうんと増えてもらいましょう。
 植えて一か月で、占有面積が倍に育ったので、大いに期待しています。


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 こちらは liriope enano(ミニ・リリオープ?)なる植物。
 これも草丈10pほど、高山植物みたいでかわいらしく、しかも丈夫なので、たくさん仕入れてきました。
 日本のジャノヒゲの仲間らしいのですが、よくわかりません。


 リマの園芸店にあるのは、まあ当然とはいえ華やかな熱帯風の花ばかり。
 なかなかこういう可憐な植物は見つかりませんので、とても嬉しいです。



 その晩、ネットでおそるおそる調べてみると、奥さんのニュース、見つけてしまいました。やっぱり本当だったのですね…

 3月24日月曜に、食品包みに約5キロのコカインを隠し、隣国チリに持ち出そうとしたものの、挙動不審なためリマのカヤオ空港で捕まった、とあります。
 (あんなごくふつうの良いとこの奥さん、それも毎日曜、教会行きを欠かさないと言っていた人です、それはさぞかし挙動不審になっていたことでしょう…ああなんだか泣けてきた…)


 しかも5キロといったら相当の量です、日本の末端価格なら3億円くらい?でしょうか。
 チリはずっと近いのでそこまでいかないにしても、おそらく奥さんには少なくとも100万円とか200万円とか、そういう単位の報酬が約束されていたのではないかと思います。


 そこで思いおこしてドキリとしたのが、前の週に長男君がよこしたメールです。
 「幸いぼくらの経済問題はぜんぶ解決しましたので、3月25日火曜に不足分を振り込みます。これからは毎月きちっと払えるよう、もうちゃんと手配できましたから、どうか心配しないでください。待って頂いたことに心から御礼を。」…


 つまり24日に、飛行機で3時間のチリまでお母さんが麻薬を運び、その報酬で翌25日に滞納分を清算しようとしていた…のではないでしょうか?
 あやうくもうちょっとで、麻薬のお金を受け取ってしまうところだったのでしょうか、私たちは……(@_@;)


 しかし結局は25日になっても音沙汰はなく、宿六が26日に電話しても誰も出ず(奥さんは拘束され、長男君は行方不明ですから出られるはずもありません…)、やむなく娘さんに連絡したら、「お母さんもお兄さんも今ちょっと旅行中です、次の週末にちゃんと連絡します」と言ったそうです(涙)

 それにしても信じがたいのは、このご家族というのが見るからに教育のある、またちょっとリマの白人系には珍しい(というのも失礼ですが真実なのでしかたない)丁寧で感じのよい人たちだったのですよね。
 近いうちにアパートの近所のサンドイッチ屋さんで集まりましょう、なんて話もしていて、良い知り合いができたのかもしれないなあ、なんてちょっと喜んでもいたのです。


 身元もごく確かで、亡くなった旦那さんは有名外資メーカーの社長だったようですし、栄養学が専門の奥さんは、誰でも知ってるあの調理専門校で、まあ半分は趣味という形で教えていたそうです。
 「もう少し落ちついたら、私も調理学校に戻るつもりなので、家賃の支払いには何ら問題はありません」と話していたのですが、旦那さんが亡くなって、心の支えを失って、つい安易そうな道を選んでしまったのでしょうか…


 同年代の、今まで相当に良い暮らしをしてきたであろう奥さんです。
 旦那さんのことはとてもお気の毒とはいえ、三人の大きな子供に囲まれて、ある意味うらやましくもある境涯です。
 それがこんなことになって、いま拘束下で、いったいどんなことを考えているのでしょう、やはり来し方行く末に、しみじみ思いをはせているのでしょうか。
 ついあれこれ想像してしまい、このあとしばらくは何とも寝つきのわるい日が続きました。



 アパート引き渡しのほうも、それから十日余りかかってしまいました。
 あの弁護士(奥さんの親友だという女性弁護士です)が、いちいち細かいごまかしをしようとするので、おかげでたいへんな手間でした。


 たとえば先方の言い分によると、「アパートはまったくきれいな状態なので、修理も掃除も一切必要ない」とのことでしたが、実際には短期間のあいだに飼い犬があちこち荒らして、ドアやテラスの壁がぼろぼろになっていました。(うちもそろそろ犬を飼おうかと思っていましたが、これを見て計画は白紙撤回)

 「そんなことはない、アパートは最初から汚なかった、私が掃除する理由はない!」
 と、感情的になって叫ぶ娘さん……(今の気持ちを思うとかわいそうではありますが、でもどんな逆境でも、礼を失せずきちんとふるまえる人もこの世にはたくさんいますよね…)をなだめつつ、なんとか簡単なペンキ塗りだけはやってもらいました。
 お金のことはもういいけど、せめて自分の犬が汚したものはきれいにして去る、それくらいはしないと返って彼女の後生がわるかろうと思ったからです。


 しかし退去後に見ると、汚れの上に、それも壁とは違う色のペンキが、まだらに塗ってあっただけでした。ただただ、うら悲しい気持になりました。

 またこの家族は、アパートの駐車場を又貸ししていたのですが、それもそのままで逃げる算段だったようです。
 「駐車場を貸した人からもらうはずのお金が、まだだいぶ残っているので、それをあなたがたが受け取って修理費にあてればいい」というのですが、あいにく又貸し先は私たちの顔見知り。
 直接聞いてみると、すでに数カ月分前払いしているそうで、これまた小さな嘘だったのかと、ますます悲しくなりました…


 おそらくあの弁護士が、娘さんにいろいろ余計な入れ知恵をしていたのでしょう。
 アパートの管理費も、使った電気・電話代も修繕費も、何もかも踏み倒そうと小細工の限りを尽くすので、その空しい対応にくたくたになりました。
 二か月分の違約金はともかく、ほかはすべて踏み倒したところで、せいぜい数万円なんですよ…そのためにあらんかぎりの悪知恵を絞る姿に、さいごは哀れを感じるばかりでした。


 そして4月8日火曜日、やっと出ていってくれました。
 大いにあとを濁して去ったわけですが、袖振り合うも多生の縁、お布施と思って納得しました。
 それなのになお娘さんは、「仕事があって昼間は行けないから、深夜にアパートに保証金の残りを持って来い」などと言うのですが、なんだかそれには身の危険を感じたので、昼間に弁護士と会って終りにしました。


 さいごのさいごまで、いったいあの人たちはなんなのよ…と思うことばかりでした。
 こういう不幸に見舞われたときこそ、残った家族は頭をぐっともたげて、身辺をきちんとして、これ以上深みへはまらないよう身を律するべきと思うのですが。私は昔そうしたよ。
 でも、まだ20代半ばの娘さんの若さは大きな強みです。今は被害者意識でいっぱいかもしれませんが、きっといつか、ふと我にかえる日も巡ってくるかもしれません。


 アパートはすぐに大掃除して、壁もきれいに塗り直し、また賃借人探しのやりなおしです。
 不動産に関わることは、なぜかいつも一回目は大はずれ、二回目で落ち着く、というパターンなので、まあ今回もうすうす覚悟はしておりました。が、それにしても派手なはずれっぷりでした。


 奥さんはその後、8年の求刑で収監されたそうです。
 40代後半からの8年間… 長寿な現代の女性にとっては、一生の要となるべき大切な時期…


 ただ幸いにも、例の弁護士が控訴するそうで、あのしつこいのが味方につけば心強かろうと思います。
 また初犯で、麻薬カルテルとの結び付きも見つからなかったので(だからやっぱり一時の気の迷いだったのですね、いよいよもって哀しいです…)、態度が良ければ3年ほどで出所できる可能性があるそうです。そうなることを祈ります。
 長男君は、この時点ではまだ行方知れずのままでした。その後のことはわかりません。


 ペルーに来てから今までに出会った、これがいちばん救いのない物語だったかもしれません。
 私はこのところ短編と絵とを描きためていますので、この経験も何かに使えないかと、思わないでもありませんでしたが……さすがにコカインは、毒が強すぎて料理のしようがありません。


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 花が1cmもないfuchsia enana(ミニ・フクシア)も、サボテン山に植えました。とてもかわいいです。
 たぶんFuchsia microphyllaか何か、フクシアの原種に近い種類なのでしょう。


 高地のアレキーパあたりだと、ふつうのフクシアはたいそう立派な庭木に育ちますが、リマでは鉢植えばかり見かけますね。
 たぶん地植えするには、乾いた涼しい気候が必要と思うのですが、このちびフクシア、リマの湿気に耐えられるでしょうか。
 同じく湿気が心配なラベンダーが、今のところ意外に元気なので、ちび君もなんとかなってくれるかな?



2014年5月23日(金) 正午の室温22.5℃ 湿度75% 明るい曇り
<小春日和>



 先日の賃借人事件ですが…
 あのご家族に貸すより前、いったん決まりかけたお話も、今から思うとなんか変だったのですよね。


 そのときはある米国人が、パートナーのペルー人女性と家族のためのアパートを探している、と訪ねてきました。そして、「間取りが気に入ったので、ぜひ借りたい。とりあえず…」と、千ドルばかりポケットからつかみだして渡そうとするのでびっくり!

 「あ、それは困ります、現金は一切受け取りません、すべて銀行経由でよろしく」と宿六が言うと、むこうも驚いていましたが… (あとから思うと、もらっとけばよかったかも?(笑) でもほんと当地では、現金にはいろんな出所(^_^;)が考えられますので、注意しないとならないのです)

 その後、家賃その他の条件も同意に至り、契約書を詰め始めました。
 でも宿六が、「うーん、どうも妙な感触がある、ひっかかるなあ…」と言いだし、一度その人の職業について、根掘り葉掘り聞いてみたのですよね。


 そうしたら言葉を濁すばかりで、翌日からぴたっと連絡がなくなり、携帯も不通となりました、あんなに乗り気だったのに狐につままれたようでした。
 なのでもしかしてもしかすると、この人も実はそういう方面のお仕事で、気づかれたか?と警戒して姿をくらましたのかもしれませんね…



 さてさて、「社会の闇」系のお話ばかりで重かったですので、お口直しに猫写真を載せますね。
 冬の前のさいごの陽ざしを楽しむ、わが家のリア獣たちです。


 猫ぎらいの方はここにて御免!

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 曇りや霧雨の日が、晴れの日よりもだんぜん多くなってきました。
 今年はいつもより冬の到来が早いです、ロマスのアマンカイも(わが家のも含め)、5月はじめからもう芽吹いています。


 たまの晴れ間は、ほどよい陽ざしが気持ち良く、ひまなときは猫を中庭に出してやります。
 ハスミン猫の脱走が心配なので、一瞬も目は離せませんが。


 夏のあいだ葉の色がわるくなっていたゼラニウム、刈りこんだらだいぶ回復してきました。
 冬は毎日くもって寂しいので、中庭の花をもう少し増やしたいです。


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あ〜日向ぼっこたまらん!

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でも日向ぼっこにもすぐ飽きて、よけいなことを始めるハスミン猫。
クモがいるからやめなさいってば……


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「か、かくも美しい猫が、このような田舎にいてよいものであろうか?!」
ガラス戸に写る自分にみとれるハシンタ猫。


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 ころげまわって床磨きをするハシンタ猫。お気持ちありがとう。助かるわ。
 あとで猫を磨くほうが、ずっと大変ですけど…


 (このコロンビア産のグレスという床材、掃除しやすくて頑丈でほんと正解でした)


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