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2013年5月の「一服いかが?」その2



2013年5月17日(金)
<ヨレヨレのボロボロですがやはり現場へ>


2013年5月18日(土)
<水おしろいで家にお化粧>

2013年5月20日(月)
<アレキーパの仔牛>


2013年5月22日(水)
<さみしい曇り日>


2013年5月24日(金)
<小さな家の住人決まる!>
<水・木・金の現場ダイジェスト>


2013年5月26日(日)
<台所のタイルどうしようかな>


2013年5月28日(月)
<誕生日は快晴でした>


2013年5月29日(水)
<じわじわ仕上げの進行中>


2013年5月31日(金)
<大そうじの日>



2013年5月17日(金) 午前零時の室温23℃ 湿度72% 霧
<ヨレヨレのボロボロですがやはり現場へ>


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セメント製の洗濯槽。
小40ソル、大60ソル。5ソルまけてもらって計95ソル(約3685円)


 今日は現場行き、やめようと思っていたのですが…
 おおぜいの若者たちが揃って働くのは、たぶんあと残すところ二週間。
 工事が終るのは嬉しいものの、名残り惜しい気もするので、やっぱり今のうちに見ておこうと、アスピリン飲んで行って参りました。


 途中で洗濯槽を購入。
 小さいのは私の洗濯室に、大きいのは小さい家に設置します。


 たぶん小さい家の未来の住人は、アンデス出身者だと思いますが、アンデスの人たちってほんとまめに、洗濯物を手洗いしますもんね。

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井戸の内壁の枠を組み立てる、チスピータ君・I君と、冷やかし二名。


 井戸では今日も、I君とチスピータ君が苦戦中。
 現在水深は80センチほど、いくら汲みだしてもすぐ元通りになってしまうそうです。


 時は5月、アンデスは収穫期なので、I君は早くワヌコへ芋掘りに帰りたくてならないそうです。
 でも厳しい叔父さん(棟梁)から井戸を任されているので、なかなか旅立てずにいるそうで、なんだか申し訳ないです…


 I君によると、棟梁Gさんは穏やかそうに見えて、甥っ子たちに対してはけっこう「怒鳴り屋」なんだそうです^_^

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 暖炉はじわじわと上方に向かって成長中。
 今日は天井に、煙突の穴があいていました。


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 掃除道具をどこにしまうか、まるで考えていなかったので(掃除きらいなので、無意識に考えないようにしていたのでしょう)、急遽洗面所の一角に場所を作りました。

 左の低い棚は、ルンバとスクーバ(自動掃除・雑巾がけ機)の充電&待機場所です。

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 書庫では大きな棚が、完成間近。
 あいだに煉瓦を挟んで、乾くのを待っています。


 なかなか立派ですが、ただ棚板が長すぎて、本の重みに耐えられるかな?とちょっと気になったのですが…

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 さすが副棟梁Zさん。
 各棚に支えとして入れるセメント板を、すでに製造済みでした。
 恐れ入りました。


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 隣人との境界壁は、角を曲がって、こちらに向かって前進中。
 塀の左側が、隣人Aさん宅への通路となるわけです。


 幅は4メートルとってあるので、大きな車でも悠々と通れるはずです。
 こういうゆったり感は、(ほかに山ほど不便はあっても…(-_-))ペルーに来て本当によかったと思いますね…


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煉瓦を積んで、柱にコンクリートを流し込んで…
う〜ん、デジャブ感あふれる情景だわ。


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 きょうは夕方から、冷たい海霧がもくもく湧き出し、目の前のロマスも、まるでないようになっています。
 冬が近づいていますね、夏の上天気をぎりぎりまで工事に利用できて、幸運でした。


 ところで奥に積んであるセメント百袋、これはぜんぶ、塀(の基礎と柱)に吸い込まれる予定です…

 棟梁Gさんの話。
 以前ある現場で、なぜか深夜になってセメント数百袋が配達されたことがあったそうです。
 眠いのでろくに見ず、朝になって確認したら、へんに袋が軽く、計ってみるとすべての袋から三分の一ほどセメントが抜き取ってあったそうです。


 「どうせ盗むなら、も少し控えめに、すぐバレない程度の量にしておけばよかったのに!」
 これが、その場に居合わせたペルー人一同(棟梁Gさん、猫番君、宿六)の共通見解。あのね……


 そういえば、セメント袋の前の大きな石は、注文した砂利にまざっていたものです。
 「あら、アマンカイ植えるときの土止めにちょうどいいじゃない!」と、私は無邪気に喜んでおりましたが、これなんかも一種の詐欺(砂利の水増し)だったのやもしれませんね。


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 終業前の一服。
 赤や黒やキイロの炭酸水だと、毒を配っているような気分になるので、せめてビタミンCなりとも補給できそうな飲み物にしております…


 左の若者は、せっせと壁の下地を塗っていたので、腕が真白ですね。
 きょうも一日ごくろうさん!


 それではみなさま、またあした!(たぶん)


2013年5月18日(土) 午前1時の室温23℃ 湿度71% 曇り
<水おしろいで家にお化粧>


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 旧パンアメリカン道沿いに遊園地出現。
 空は鉛色で、誰も入っていなくて、うう、さみしい…
 でもきっと、土日には大繁盛するのでしょう。



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 金曜日の現場。珍客到来。
 「背の低い犬だから、チスピータのペットだろう」とか、みんなおもしろがっていましたが…


 じっさいはお隣さんの犬で、砂利搬入のとき紛れ込んだらしく、あとで「うちの犬を食われた」等々あらぬ疑いをかけられても困るので、門まで御案内してお引き取りいただきました。

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 井戸の水面が、だいぶ遠くなりました。
 現在水深1.6メートル。
 約2メートル分の水が溜まるまで、掘りつづける由。


 きのうチスピータ君が、「もう身体が浮いてしまいそうだ!」とギブアップしたので、今日は代わりに、も少し背の高い若者が入っていました。
 それでも、息を吸って、えいっと潜って、バケツに泥をすくって、…という感じだそうです。
 「あひるみたいに、潜ったり出たりしてますよ」と、人ごとなもんだから大笑いする副棟梁Zさん。


 まさかここまで原始的な掘り方をするとは……

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井戸のそばの、一服コーナー。


 いつもこのZさんの携帯から、現場のためのBGMが流れています。
 今日は80年代ものじゃなくて、スペイン語のうんとロマンティックな音楽でした、たぶんラジオのRitmo Romantica局ですね。


 (kotetsuさんもお好きな局でしたよね!
 下記で聴けますので、日曜日の昼下がりにいかがでしょう?


 アレキーパのアパートで聴いたらぴったりな局ですが、男性しかいない現場とのミスマッチぶりは相当のもので、ぜひそのへんもご想像ください〜)

http://www.ritmoromantica.com/playerritmo/player_ritmo.html

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 壁の下地塗り、一回めが終了。

 水おしろいのような塗料を、どんどん塗っていきます。
 ああなんか、いい感じ。
 一時的に、ですが、スペインの白い家みたい?


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 セメント色だと、どーんと薄暗かった室内が、とても明るくなりました。

 これからまだ、おしろい下地を何度も塗って、紙やすりで磨いて…というのを繰り返します。
 そしてさいごに、好きな色のペンキで仕上げるのですが、そこが悩みのタネ。


 リマは冬の光がとても寒々しいですから、明るいテラコッタ系か、淡いオールドローズか…
 大体そんなところを考えていますが、床や壁材を貼って、窓枠も入れてからでないと、決められそうにありません。


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 現場に、挨拶するときの笑顔がとてもかわいらしくて、でもなにもしゃべらず、必ずさいごまで残って働く若者がいて、いつも宿六と「あの子は誰かな」と話していました。

 今日、たまたまリマまで車で送り、初めて素性判明。
 やっぱり棟梁Gさんと猫番君の、甥っ子でした(ほんとにいったい、何人甥っ子がいるのでしょう?)


 このL君は、いま二十歳。
 現場で働いて貯金して、いずれコンピュータの専門校に行きたいと考えているそうです。
 (L君は車内でも無口だったので、こう話してくれたのは猫番君でしたが)



 あたくしペルーに来ていらい、ドキっとするような男性に会ったことはついぞありませんが(笑)、養子にしたくなるほどかわいい子供や若者には、年じゅう出会います!
 わざとらしさ皆無、自然に滲み出るかわいげに恵まれた人が、ペルーにはたくさんいるからでしょうね。


 またそのかわいらしさを、ジジババになるまで維持できる人が多いんだなあ…

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玄関の床に貼るタイルが到着。


 ほとんどの部屋は、実用一点張りの業務用テラコッタの床にします。
 でも玄関先だけは雰囲気を変えようと、こんなのを選びました。
 リマのレストランなどでもよく見かける、独特の味わいの国産(ペルー産)タイルです。


 注文制作なので時間がかかり、今日やっと届き、曇り空の下で改めて眺めると、つくづく赤くてびっくり仰天…
 もうちょっとテラコッタ系かと思ったのに。
 まあ冬の寂しさを考えると、これくらいのほうが明るくていいかな?




 (北半球からの風のうわさに聞くところによりますと、この週末は、永久幹事kotetsuさんの「ペルーナイト」があるそうで、うらやましいかぎりです。
 私が東京の初冬の空気を吸ったのは、もう五ヶ月も前なんですね。
 さいきんは、パチャカマックの土ぼこりばかり吸っておりますが…)


 さあ明日土曜も(あ、もう今日か)、現場です!


2013年5月20日(月) 午後9時半の室温24℃ 湿度68%(湿気取りにストーブつけました) 曇り
<アレキーパの仔牛>


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旧パンアメリカン道で、また牛の群れに遭遇。

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 番をしていた奥さんに、お話を聞いてみました。

 にゃんとご近所ではなく、はるばるアレキーパのカマナ(リマから南へ835キロ!)からみえているそうです。
 路傍での展示販売?は、もちろんパチャカマック市役所に許可をとってある由。


 仔牛は雄雌いろいろ、ホルシュタインやブラウンスイスなどで、だいたい350〜450ソル(約13500円〜17400円)
 よく「痩せすぎ」といわれるそうですが、そこが肝心なのだとか。
 細い仔牛を安く買い、太らせて転売する人のための商品なので、さいしょは痩せているほうが利益率が高くて良いそうです…(T_T)


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「ワラルまでおいくら?」


 9か月の雄牛たちは予約品で、これからワラルの人が迎えに来るそうです。

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 仔牛たちは、かなりお疲れのようでした。
 着いたばかりで人も牛もクタクタだけど、一晩休んだらもっと元気になるわ、と奥さん。


 ところで、私はずっと、乳牛は肉牛と違って寿命を全うできるものと、思いこんでいたのですが…
 乳牛もミルクの生産効率が落ちると(だいたい6歳ごろ)、肉牛として処理されるのだそうですね…(T_T)


 自然状態では、二十年ほどの命だとか。
 痩せた仔牛を一頭買って、よく太らせて、二十年間気ままに暮らさせてやりたいです。
 ただ牛はハエを呼ぶからなあ。


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 仔牛たちが疲れているのも当然、アレキーパの海岸部は、こんな道がずっと続くので。
 (人生で最高に怖いドライブだったかも…
 冷たい紺碧の海へと落ちる絶壁上の、ガードレールなしのカーブがとても多く、早く走ればハンドルを切りそこなうかもしれず、でもゆっくり走ると視覚的にはもっとこわくて…
 アレキーパに到着後、熱を出しました(笑))


 牛屋さんは、カーブで仔牛たちがよろけないよう、荷台に砂をたくさん入れて足もとを固定するのだそうです。

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 海辺の柱サボテン。海岸沙漠ならではの光景。

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 カマナの牛。
 奥さんの農場もこんな感じなのかな。
 「心配事があるときも、自分の牛の世話をしていると気が晴れるから、あなたも一頭ペットに飼いなさい」と勧められました、その気持ちわかるわかる。


 写真の手前は、天日乾燥させているトウガラシです。

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 ついでなのでもう少し脚を伸ばして…
 カマナからアレキーパへと向かう道。


 小鳥のお母さんと雛の群れ、みたいな雲の写真がありました。
 デジタルカメラってだめですね、撮りちらすばかりで、どんな絵を写したかぜんぜん覚えてないから。


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 やがて一気に標高があがって、まもなくアレキーパ到着。
 kotetsuさん、これって左がチャチャニで右がミスティ山でしょうか?

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 アレキーパの朝食の、三角パン(pan de tres puntas)。
 かまどで焼いたのは、ほんとにおいしいですよね。


 さて朝ごはんも食べたので、夕食をとりにリマへ戻りましょう…


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 近いうちに学会で(かっこいい〜!)リマにみえるkotetsuさん。
 ご宿泊先に近いレストラン下見をかねて、新しい鶏の丸焼き屋に入ってみました。
 左が砂肝のトウガラシ焼き。
 右は牛ハツの串焼き。(さっき牛に同情したばかりなのに人間って本当に……)


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 鶏の丸焼きもおいしく、塩加減もいきすぎず、なかなか良い店のようです。
 (つけあわせのサラダはしょぼかったので、kotetsuさんがみえたときは別に注文しましょう)


 ペルー式の味付けごはん(トウモロコシ入り)も、めったに食べないので懐かしかったです。
 「ずいぶん久しぶりにペルーに来たなあ」というような、変な気分になってしまいました〜
 私できるだけリマを見ないようにしながら、リマで暮らしているので。


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 店員さんも、古典的メスティソ青年&おじさんで固めていて、熱心で感じ良かったですが、唯一サギっぽかったのがデザート。
 写真は立派なのに、実物はプラスティック・カップにこそっと少量入れたのが出て来ました。


 リマでもさいきん、少なくて驚くことがたま〜にあるのは、これも一種の国際化なんでしょか。

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 レストランからのスーパーVIVANDAビュー。
 おフランスのチーズでも買ってから、おうちに帰りますか。



2013年5月22日(水) 夜中2時半の室温24℃ 湿度68%(ストーブついてます) 曇り
<さみしい曇り日>


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 隣人Aさんの長大なる配管工事が、ついに表まで到達!
 それはおめでたいのですが、表門をあけたところに深い穴が掘ってあり、危うく車ごと遭難しそうになりました。


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 通路の壁も、数日中に端まで到達しそうです。
 この現場の仕事もだいぶ減ってきたので、若者たちは徐々にほかの現場へと移行中。
 今日は8人だけ働いていました。


 長いこと井戸に縛られていたI君も、今週末にはついにワヌコへ帰り、念願の芋掘りをしてくるそうです。
 もしかするともう会わないかもしれない、と、宿六がこっそりお餞別をあげていました。


 やっぱり、さよならだけが人生ですね……
 暗い空もあいまって、どうも物寂しいです…


 この夏は現場でさんざん日光を浴び、前よりだいぶ健全な人間に(一時的に)なってしまったようです。
 好きだったリマの曇り空も、憂鬱に思えてなりません。


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暖炉は完成間近。
来年の冬は、ここで焼き芋をしましょう。


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 壁の白塗りも続行中。
 作業に使うのは、やっぱりお手製のはしごです。
 現場にはいくらでも木切れがあるので、はしごごときは、ささっと自分で作るのがあたりまえなんでしょうね。


 そういえば猫番君が、「日曜にここ(現場)でパチャマンカをしたいんだけど、かまわないか?」と聞いてきました。
 「今なら、料理に使う石も、それを熱する薪も、いくらでも落ちているから」というのがその理由。


 さすが、パチャマンカ好きで知られるワヌケーニョ(ワヌコっ子)!
 目の付けどころが違います。


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 だいぶ薄暗くなってから、煉瓦がもうひと山、到着。
 どうかこれが、さいごの注文となりますように……



 帰路は後部座席に、若者たちを四人押し込んで帰りました。
 今日はパチャカマックも一日曇っていたそうで、夕方3時4時ごろからは、みんな湿ったコンクリートを扱うのが寒くてならなかったそうです。


 でもこれから冬本番にかけて、海辺の工事が増えるので(海の別荘は、誰でもオフシーズンに建てたり改装したりするからです)、今から寒いとは言ってられないとか。
 波打ち際のアパートで、鉛色の海のしぶきと氷雨を浴びつつ、一日外壁のコンクリート仕上げ、なんていう経験を口々に聞かせてくれました。


 うう、聞くだに寒いです…
 今夜はセーターとマフラー、たんすから出さなくちゃ。


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 工事はたぶん、来月はじめに一段落するはずです。
 そのあと私たちの引越しまでは、誰かに泊り込んでもらわないとなりません。


 そこで、小さな家の細かい仕上げに取りかかることになりました。
 台所の流し台を作り、お風呂場にタイルを貼り、電灯を取りつけ…
 けっこうたくさん課題があります。


 夜はSODIMACで、ペンキを選びました。
 (SODIMACはペンキ売り場の店員が少なく、説明も親切じゃないです、次回はACE HOME CENTERにしよう…)
 小さな家の外壁は濃いめのテラコッタ、内壁は淡いテラコッタ、天井は白にします。
 本宅を塗る前の、絶好の実験台です。


 ただ肝心の留守番をだれに頼むか、それがまだ決まらず、とても気がかりです。
 今週中には、心当たりすべてに相談し、なんとか目星をつけたいです。


 夜9時すぎにペンキ抱えてSODIMACを出ると、霧雨が降り始めていました。
 いつまでも夏空だなあと思っていたのに、今年もとつぜん真冬になりましたね。


 リマの雨はほんとに細かくて、フロントガラスについたしずくが、どこまで走っても流れません。
 そろそろ海霧が来ると知っていたのか、テラスの鉢植えのアマンカイも、数日前から芽を出し始めました。



2013年5月24日(金) 午後11時半の室温23℃ 湿度67%(ストーブついてます) 曇り
<小さな家の住人決まる!>


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霧雨にけぶる、アパート向かいの公園。


 あまりにとつぜん冬になり、身体が冷えたせいか静かに落ち込んでおりましたが、霧の朝テラスへあがってみると、鉢の草花に露がおりて、まるでロマスのよう。

 リマでいちばん好きなのが、霧雨の季節のロマスです。
 もうすぐその近くに引越せるのですから、疲れを吹き飛ばしてがんばらなくては…


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ありふれた多肉植物も、なかなか豪華なお姿に。

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 次々と芽をふきはじめたギンナン。
 一粒のギンナン、もし食われずば、…ですね。


 炒って食べてしまおうかと、だいぶ誘惑にかられたのですが、やめて良かったです。

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 さいしょに芽を出したギンナンは、早くも発泡スチロール・カップの底から、根っこがはみ出してきたので、鉢に植え替えました。
 今のところ、リマの気候、気に入ってくれているようです。


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蜘蛛の古巣にも水晶玉。

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 名残りの朝顔。
 西洋朝顔には鉢が小さすぎたらしく、ほどほどの咲き方でしたが、それでもびっしりタネがつきました。


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急に寒くなって、急に仲良くなった二匹。


 さて、気がかりだった「小さな家の住人問題」は、一挙に解決しました!

 ずっと、だれかアンデス出身のご夫婦に住んでもらいたいと、夢想しておりました。
 奥さんには、週数回の掃除手伝いと留守番を依頼。
 旦那さんのほうは、ふつうに外に働きに出てもらって、週末だけ庭仕事などの手伝い。
 …という形が、互いに負担が少なく、それぞれの暮らしも守れていちばんだろうと考えていました。


 で、さいしょから最有力候補だったのが、13年のおつきあいで気心の知れている猫番君です。
 でも猫番君と奥さんには、定食屋を開く夢があるのを知ってましたから、かえって迷惑かも?という気がして、まだ相談してみたことはありませんでした。


 そうこうするうちに工事も終盤、いいかげん誰か見つけないとなりません。
 そこで、なんとなく遠慮がち〜に持ちかけてみたところ、本人は想像以上の大喜び!
 すぐにも荷物まとめて引越しそうな勢いです。
 本心では「小さな家」ポスト、気になっていて、でも遠慮してたみたい。なーんだ、早く話せばよかった。


 猫番君の奥さんも、たまたま先週現場に遊びに行って、小さな家がいたく気に入り、「どこの運がいい人が住むのかなあ」と話していたとか。
 なのでそちらも問題なし。


 ただ、奥さんの連れ子の学校が、パチャカマックからだと遠いので、しばらくは猫番君の単身赴任になるかもしれません。
 でも二軒に分かれるとたいへんでしょうし、私たちも学校探しを手伝って、これは早急に解決したいと思います。


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冬のあいだは、リマのお犬さまも厚着で外出。



 ペルーで(それも田舎の)一軒家に住むのは、私はもちろん初めて。

 よく考えるといろいろ不安になってきますが、顔馴染みが隣人になってくれれば、とても心強いです。
 また将来、何らかの理由で猫番君が続けられなくなったときは、あのたくさんの甥っ子の中から、きっと代わりの人が見つかることでしょう。


 嬉しいあまり、もう大サービスで、小さな家にはパチャマンカ用の庭(笑)や菜園のスペースをつけて、ぐるっと生垣で囲ってあげようと計画中です。
 私は過去にいらぬおせっかいをしすぎて、少々いたい目も見たりして、以来おせっかい癖を封印していました。
 でも今回は、我が家と猫番家、両家の共存共栄のため、大っぴらにおせっかいできます!嬉し。


 ところで、現在のところガテンを生業としている猫番君は、実はお菓子作りが趣味です。
 (ペルーではたいへん珍しい草食系スイーツ男子)


 これまた良い具合に、うちのすぐ近くに学校があるので、趣味と実益を兼ねて門前にお菓子スタンドでも出せば、けっこう繁盛するかもしれません。
 生徒たちを観察していると、下校途中、必ず甘〜い道草くってますもんね。


<水・木・金の現場ダイジェスト>


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 水曜日。
 パンアメリカン道を降りたところで一瞬見える、トウモロコシ畑の向こうのパチャカマック島。
 なかなか古代的な情景と思うのです、とても気に入っております。
 でも、目と鼻の先のこの島が見えない日も多くて、海霧おそるべしです。


 ついでながらこの島、陸から見えない側には、フンボルトペンギン(例の脱走で有名な…)が棲んでます。

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 現場の土も、霧雨ですっかり色が濃くなりました。
 土ぼこりがたたなくて助かりますが、働いている人は湿っぽくてたいへんです。


 通路と敷地の仕切りの壁は、今週中には終りそうです。
 隣人Aさんが角を左折しやすいように、ぐっと大きなカーブをつけることにしました。


 (必ずしもAさんのためばかりではなく、たとえばAさんの酔ったお友達とかが、うちの門を四駆のバンパーで削っていく図が、ふと見えたので…)

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 夜には、本気!で雨が降りはじめました。
 この日はパチャカマック周辺で、小さな家用のタイルなど、あたふたと購入しただけで終りました。
 猫番君一家が住むなら、こぎれいに仕上げようと張り切ってます。


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帰り道、聖ロサに守られたタクシーに会いました。

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 木曜日。
 予定より数日遅れて、石屋さんの注文品が到着。


 カハマルカの噴泉は、いったん返品して手直ししてもらうことになりました。
 柱が四角いのと、あとお皿のピーニャ(松ぼっくり?パイナップル?)が手彫りじゃないところが、注文とは違っていたためです。


 石屋のフェリックスさんは、新しいのをカハマルカから送らせてもいいですよ、と言ってくれましたが(写真のは、このまま別のお客さんに売れるから問題ないようです)、それもずいぶん日数がかかるでしょうし…
 ためしにフェリックスさんのところで、少し削ってみてもらいます。


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 台所の食器洗い槽は、たいへんご立派な出来上がり。
 さすがにこれだったら、一生壊れないでしょうね。


 ただ、ここにお皿落としたら、確実に割れますね…
 風情の良さと利便性は、まず両立しないものなので、もとより覚悟の上ではありますが…


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 洗面ボールも、きれいに仕上がったようです。
 あまりの重さに、ひっくりかえして確認はできなかったのですが。


 でもひとつ問題発生。石に厚みがありすぎて、配管金具のサイズが合わないそうです。
 Siempre hay solucionが口癖のR君に、なんとかしてもらうことになりました。


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 R君への御迷惑といえば、今頃になって、スイッチの場所をかえてもらったり…
 (この壁の前に家具を置くつもりだったもので、すみません…)


 なにぶんにも、壁は煉瓦のセメントこちこち固め!です。
 今のうちに気づいたところは直しておかないと、あとたいへんなんですよね。


 まただからこそ照明やコンセントの基盤は、必要以上の、ものすごい数を設置してもらっています。
 使わないぶんには蓋をしておけば済みますが、増やそうと思ったら、壁をガンガン削って穴をあけなくちゃなりませんから。

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 棟梁Gさんの息子のA君が、洗面所にペルー産トラバーチンを貼ってくれています。
 いいなあこの色合い。


 (…と私が思っていたあいだ、宿六は、「いいなあA君髪が多くて」と思っていたらしく)

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 さいきん当地の主流は、40センチ角、60センチ角といった、貼るのが容易な大判タイルばかり。

 この10センチ角のトラバーチンは、1uに百枚も入りますから、手間がかかって大変そうです。
 屋根でも大いにご迷惑をおかけしましたし、チームGにとって「記憶に残る厄介な現場」ということになりそうで、なんかあれですね……


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これってUSBプレイヤー?
ランプをぴかぴかさせながら musica romantica を奏でておりました〜


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塀の上で決めポーズをとる副棟梁Zさん。
やはり脚にはセメント袋が… うーむ、謎です。


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 こんなものも落ちてました(ラム酒の壜)
 小さな家で合宿状態ですからねー、なんか楽しそうですよね。


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 さて、きょう金曜日。
 パチャカマックへ向かう道で、いつも見かけるパン屋さんに、今日も遭遇。



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かわいいパン屋さん。


 車を停めて、少し買ってみました。
 近所の人かと思ったら、わざわざ隣の(といってもけっこう遠い)Villa El Salvador地区から来ているそうです。
 「ビージャでは、どこの角でもパンを売ってて商売にならないけど、このへんはだれも売ってないから」とのこと。


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 一袋に、ミルクロールまたはクロワッサン風が5,6個ずつ入って、1ソル也(約38円)。
 形もきれいに、なかなか丁寧に作っているように見受けられます。


 これを十袋ぶらさげて現場に入って行ったら、みんなの視線が袋にはりつくはりつく!
 (ペルーの人って、なんでこんなに炭水化物が好きなんでしょう〜)


 いつも行き違いになる棟梁Gさん、今日はまだ残っていたので、しばらく立ち話。
 棟梁という仕事の厳しさ、楽しさについて、しみじみ語っていたのですが、「そうだ、パンありますよ」と言ったとたん、「え、どこどこ?」とすぐ食べに行っちゃいました。


 鶏の丸焼きとかパンとか、ふだんと違うものを持って行くと、決まってその日はいないのが、配管担当のR君と副棟梁Zさん。
 必ず居合わせて、ほかの人の倍くらい食べるのが棟梁Gさん。
 生まれながらの人徳、というものでありましょうか?


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 今はもっぱら、外の塀作りですが、家の中の細かな仕上げも進行中です。
 これは台所のオーブン置き場。


 こういう床から一段高くなったところを「ポジート」というそうで、さいしょpollito(雛鶏)と聞きちがえ、しばらく会話から脱落してました。
 ベンチなど、床より少し高く作ったものを意味する(らしい) poyoの縮小形でした、ははは…


 そのポジートを今、あちこちに作ってもらっています。
 ちょっとの高さでも、床に直接ものを置くのとは気分が違って、使いやすくなりますもんね。


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 旧パンアメリカン道で工事をしているので、裏道を通って帰りました。
 どこもかしこも畑だらけです。
 うちも同じ土質ですから、いろんなものが栽培できそうです。



2013年5月26日(日) 午後11時59分の室温23℃ 湿度62% 晴れのち曇り
<台所のタイルどうしようかな>


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 日曜日、いつものように市場めぐりとアンデスの野菜洗い(洗うだけでえんえん1時間)、ワインに合う昼食の支度(マッシュルームとポルチーニ茸入りボンゴレ・ロッソにしました)……のあと、台所用のタイルの絵柄を考えました。

 じつにン十年ぶりに、分度器とコンパス使いましたわ〜
 (電器店イラオカで、何年も前にもらったおまけ文具セットが、初めて役立ちました)


 こちらは、オーブンの奥の壁に貼るタイル。

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 そしてこちらは、食器洗い槽と窓のあいだに貼るタイル。
 イスラムスペインの香りがあって、でもくどずぎず、ぱっとした感じで明るくて……というのを狙っています。


 タイルの色は青も好きなので、とても迷いましたが、「リマの家の作りやうは、冬をむねとすべし」ですもんね!
 青では寒々しいかもしれないので、エメラルドグリーンで華やかにいってみようと思います。


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 二種のタイルは、組み合わせてこんな風に飾るつもりです。
 さっそくあした、クスコの陶芸作家ターテルさんに送って、見積もりを出してもらいましょう。


 ほんとはスペインやメキシコの昔の台所みたいに、すべての壁を手描きタイルで埋め尽くしたい!…のですが、予算もたいへん残り少ないことですし、まずは本当に必要なところだけ飾ってみます。
 そして引越して落ちついてから、気長に少しずつ、洗面所や中庭もタイルで飾っていけるといいな……



2013年5月28日(月) 午後11時50分の室温23℃ 湿度65% 晴れ?かな
<誕生日は快晴でした>

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 27日(私と宿六の誕生日)、テラスで嬉しい発見。
 去年の9月、ミラフローレスで開かれた花市で入手した球根、ずっと葉が伸びるばかりだったのですが、とうとう花芽がつきました。


 数日前までは、確かに何もなかったのに!
 球根植物は、こういうふうにびっくりさせてくれるところが好きです。


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 この球根は、ワイラス渓谷のカラス(Caraz)産だそうです。
 ちょうどそのとき、pacollamaさんcalleretiroさんがカラスに滞在なさっていたので、なんだか偶然が嬉しく、十個ほど購入したのでした。


 いかにもアンデスらしい、インカの模様にありそうな、赤い釣鐘型の花が咲くはずです。

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 カラスではむかし、万年雪の山から氷をとってきて、それを氷菓作りに使っていたとかで、今でもアイスクリームが名物ということになっています。

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 カラス近郊。
 のんびりとした良いところです。


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 カラスは、標高4200メートルのパロン湖観光の足場としても有名です。

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 パロン湖のほとりには、乾季でもたくさん花が咲いていました。
 うちの球根とは葉の形が違いますが、だいたいこんな感じの花が咲くかな?と期待…


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牛とサボテンと雪山が一望のもとに。
これぞワイラス渓谷、これぞペルー。


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ワイラス渓谷の夕暮れ。

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 さて誕生日ですが、宿六からはイタリア産の蜂蜜セット。
 私は宿六にはプレゼントはしません、東京に行ったとき円高だったので、私のカードでコート等を買ったげましたから。
 ……コートと蜂蜜。うーん……(;一_一)


 ま、それはともかく、苦味のある栗の花の蜂蜜って、本当においしいですよね。
 ほかに試したことのない種類もあって、これから当分楽しめそうです。


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 ペルーの蜂蜜は、こういうのと比べちゃうと、ちょっと単調ですね。
 あーでも、このワイラス渓谷の蜂蜜はしっとりしていて、かなりおいしいですが、ほかにはまだ、これ、というのと出会ったことがありません。


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 誕生日も、もちろん現場へ。
 この日のおみやげは、牛肉のエンパナーダと、マンハールブランコ(キャラメルクリーム)入りの超甘そうなパンにしました。


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 甘いバゲット、なんてのがありました。
 ふわふわの生地で、中にたくさん干し果物が入っているそうです。ペルーらしいわ〜
 あのー、それってぜんぜんバゲットじゃないですから!(笑)


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 現場はすっかり人少なとなり、六人だけで静かに作業していました。

 床のテラコッタ・タイルも、いよいよ設置が始まりました。
 もっと業務用業務用してるかと案じていましたが、思ったより田舎風でいいですね!
 壁のトラバーチンとも良いバランスです。


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 いつも笑顔がかわいい、猫番君の甥っ子のL君。
 塀の柱を仕上げているところ。
 (例によって、水で練ったセメントをコテでばしっ、ばしっと力任せに叩きつけ、あとからきれいに整えます)


 L君は笑い上戸で、よく「キャハハハハ!」と笑うんですよね(笑) きみはパタリロか。

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 午後から良いお天気になったので、左折して南へちょっと寄ることに。
 クジラ島(パチャカマック島)も、気持ちよさそうに、明るい海にぽっかり浮いています。


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久々のプクサーナ。

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秋の月曜日。人も少なく静かでした。

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 ふだんPilsenビールは飲みませんが、壜の緑色がテーブルクロスに合いそうだったので、注文。

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少々痩せ気味の帆立貝、でも新鮮でした。

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魚の卵のフライ。

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 クロダイの丸揚げは、お皿にどんと座ってました。
 食事が進むにつれ、少しずつスケルトン鯛となってゆき、むこうの波が透けて見えるという……
 シュールだなあ…


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 日が落ちると、海風が冷たく寒くなってきました。
 クロコンドルたちも、もうおねむのようです。


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ここだけ見ると、南欧の港町のようですね。


 めずらしくフキゲンの発作に襲われない、平和な誕生日でした。
 とうとう40代さいごの一年に突入です。


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 どうかこの一年は、ヒト(主に宿六)の運命にふりまわされず、自分のペースで暮らせますように…
 そして50代からは、ヒト(主に宿六)をふりまわす側にまわりたいと願っております。ふっふっふ。


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 28日(火)。

 きのうみたいな食事をすると、「野菜が全然足りていない!」という思いに苦しめられます。
 日本人ならではの強迫観念ですよね。
 今日は、野菜料理ばかり作って食べておりました。


 午後、現場に行くついでに、パチャカマックの近所の学校を調査。

 徒歩圏をざっと見ただけで、国立のふつうの小学校が一校、中高が二校、私立の中高が一校見つかりました。
 やっぱりペルーは、ほんとに子供が多いんだなあ。


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近所の小学校の門。
黄色いペルー地図に、ちょこっと水色で描かれたのはティティカカ湖?
湖のボリビア部分も入っちゃってますけど、それはご愛嬌?



 ふつうの学校のほか、大人が義務教育コースを履修できる学校も、少なくとも近くに三校あります。
 というわけで、猫番君の奥さんの連れ子の教育問題については、いろいろ選択肢がありそうなので、あとは親御さんによく考えてもらうことに。


 今日は現場に棟梁Gさんが来ていたので(「きのうはエンパナーダ逃した!」と悔しがってました(笑))、しばらく立ち話。

 「そろそろ工事も終るので、次の土曜日、現場でパチャマンカをしたい」とのこと。
 工事が終ると、いつも現場近くで場所を借りて、パチャマンカで若者たちをねぎらうのだそうです。
 これはちょうどよかった、何かお礼の集まりをしなくちゃと、思ってたんですよね。


 そこで、パチャマンカ用のお肉類とビール代は、私たちがもつことにしました。
 重労働の料理のほうは、仕込みはGさんの奥さん、穴を掘ったり石を熱したりはワヌコ出身の若者たちがやってくれるそうなので、お任せです。



2013年5月29日(水) 午後11時半の室温23℃ 湿度65%(ストーブついてます) 曇り
<じわじわ仕上げの進行中>

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Carazの球根の花は、あっというまに赤く色づきました。

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期待したとおり、インカ模様のような、かわいい赤い花です。

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 根ばかり伸ばしていたどんぐり君も、ついに芽が立ちあがりはじめました!!

 いっぽう山桜や赤松のタネは、せっかく芽を出しても、ちょっと日ざしが強かったりすると、すぐだめになってしまいます。なかなか育ってくれません。
 やっぱりギンナンやどんぐりのような大きな実は、強いですね。


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 さてきょうも現場へ。

 途中でまたパン屋さんに会いました。
 17袋残っていたので、ぜんぶ買ったら、「今日はもう帰れる!」と嬉しそうでした。
 毎日午後3時ごろから、何時間も歩きまわって売るそうです。


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きれいに本棚が仕上がった書庫。



 きょうは行きがけに、土をならすための熊手(rastrilloもしくはraspin)を探したり、おまわりさんの検問に引っかかったりで時間がかかり、現場に着いたのが遅かったため、写真が暗くてすみません。

 …「父の日」を二週間後に控えたいま、おまわりさんたち大張り切りなので、要注意です。
 祝日の前は必ず、ばかに熱心に取り締まりをやって、なんとか小銭のわいろを稼ごうとするんですから、本当に迷惑です!


 ああでもその小銭が積もり積もって、おじいちゃんへの贈り物のカーディガンとか、家族サービスの鶏の丸焼きとかに化けるんでしょうね…
 ほんと腹が立つんですけど、どうも憎みきれないところがあって、それがまた困ります。


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 棟梁Gさんが張り切って作ってくれた暖炉は、ちょっと大きすぎたようです…
 向かいの壁に置きたい家具があったのですが、無理かもしれないなあ。


 ほかにあいている壁がないか、メジャー片手に探してみましたが、どこにもありません。
 さあ困った。これはもう引越してから考えるほかないですね。


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 台所の食品庫も、きちっと出来上がりました。

 しかしここも、主に食品以外のもので埋まってしまう予感が。
 まあいよいよ収納に困ったら、日干し煉瓦で物置を作ろうかと。


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 井戸はいま仕上げをしているところです。
 中をのぞいたら蚊が集まってました、ニームオイルでも使わないとだめかな。


 井戸にはいずれ、鉄の飾りアーチをつけて、(使わないけど)滑車とバケツもぶらさげたいです。
 リマの家はどこも鉄格子をつけて牢獄化するので、当地には鉄格子専門店がやたらと多いです。
 その一軒にデザインを持ち込めば、きっとアーチも作ってもらえると思います。



 さてさて。そろそろ疲労も頂点ですが、明日もなんとかがんばります。
 そういえば東京は、もう梅雨入りなんだそうですね。
 季節の変わり目(というか日本って常に季節の変わり目という気もしますが)、みなさまお大事に。



2013年5月31日(金) 午後11時半の室温22℃ 湿度66%(ストーブついてます) 曇り
<大そうじの日>

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 あす、せっかくのパチャマンカをゴミ山の横で…というのはもったいないので、今日は現場の大そうじ。
 コンクリートを地面で練って、かちかちに固まってしまっていたところも、きれいにはがしてくれました。
 あ〜良かった…


 これでいよいよ庭作りも始められそうです。
 気長に4,5年計画にするつもりですが、とりあえず土埃だけは立たないように、なんとかしないとなりません。
 当初、沙漠気候ゆえ芝はやめるつもりでしたが、井戸水がじゅうぶん足りそうなので、まずは芝のタネ蒔きから始めてみようかと思います。


 (再来週には着手できるかしら…
 kotetsuさんがリマにみえるまえに、少しでも緑にしておきたいんですよね)


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 このトラックに九杯分、ゴミや不要な土砂を運び出してもらいました。
 いったいどこからそんなに出たのでしょう……信じられない!


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 大そうじをする一方で、境界の塀のセメント仕上げも、順調に進んでいます。
 ほんとうは反対側(通路側)も同じように仕上げるときれいなのですが……うーん予算がねー…
 いずれ隣人Aさんの希望も聞いてから、考えることにしましょう。


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 井戸も完成間近。
 将来この井戸を使うたびに、中で泳いでいた二人(瓦屋根が好きなI君と、小さいけど力持ちのチスピータ君)のことを思い出しそうです。


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 道具類がいつになくきちっと片づけてあって、いよいよお別れも間近、という感じです。
 嬉しいけど寂しいです。


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 パチャマンカに使えそうな石は、ゴミの山からきちんと選別、すみっこに集めてありました〜(笑)
 さてあすは、どんな味付けでパチャマンカを用意するのかな?


 穴を掘るのは、猫番君の家の前にしてもらうつもりです。
 今後おなじ場所で、猫番君の家族が集まってパチャマンカを楽しむ機会が、何度でもあるでしょうから。


 同じ穴で何度もパチャマンカを作っていると、穴の壁が焼けて固まって(つまり文字通りのパチャマンカ=大地の鍋となり)、たとえいったん埋め戻しても、必要なときかんたんに掘れるんですよね。
 (…と、マンタロ渓谷のミト村で教えてもらいました)


 パチャマンカについて詳しくは、下記をごらんくださいね!
 
2010年6月23日<pacollamaさんとの楽しい3日間 〜パチャマンカ編〜>


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