2012年7・8月の「一服いかが?」
2012年7月24日(火)
<赤と白…と赤>
<納豆作り、やっと軌道に>
2012年7月26日(木)
<パチャカマックの休日>
<16年と56日分の偏見を捨てて眺めれば、けっこうきれいなリマの住宅街>
2012年8月3日(金)
<キウィチャで偽装たらこ>
<独立記念日のごちそう>
2012年7月24日(火) 午後11時の室温24℃(軽くストーブついてます) 湿度65% 曇り
<赤と白…と赤>
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あいかわらずごちゃごちゃしたリマですけど、すべての屋上で国旗がはためくと、少しはぴりっとして見えます。 |
うちの近所では、このところ公園にさかんに薔薇を植えるようになって、うれしいです。 これは peruanita と呼ばれて人気がある、紅白だんだらの薔薇。 |
車もたまたまペルー国旗。 |
…まあ左の写真は、よくある偶然で、というのもリマって赤い車がとても多いんですよね。 「国旗の色だから」という理由で好む人も少なくないようです。日本じゃ考えられない… それにしてもさいきん、リマはぴかぴかの車だらけになりましたね。 毎年30万台くらい新車が増えているそうですから(…おっとこれ、ガセネタでした、15〜19万台くらいのようです)、無理もないのですが。 |
紅白のペチュニアは苦手な花でしたが、公園や街路に盛大!に植えてあるのを見たら、ちょっと好きになりました。 この時期みんなが襟に飾る escarapela (国旗カラーのリボンの花結び)に見立てているのは明らかで、その気持ちがなんだかかわいくて… この花がペルーの escarapela にそっくりなことに最初に気づいた人は、しめしめ、と思ったでしょうね! |
よく晴れた月曜日、紅白の風船をゆらゆらさせながら、公園で簡易ピクニックをしていた女の子たち。 |
<納豆作り、やっと軌道に>
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わが家(予定地)では、ペルーイシチドリのご夫婦が、引きつづきお住まいになってます。 |
二か所に合計三個の卵を生んでいるのを見つけました! 巣もなにも作らず、ただ生み落としてあるので、もうちょっとで踏んでしまうところでした。 この卵、いつ行ってみてもほったらかしで、どうやら夜間だけ抱卵するようです。 家の工事開始が遅れに遅れているのは、少なくともペルーイシチドリさんには幸いでした。 雛たちが巣立つころには、どうか工事を始められますように…… |
あとなぜか、りっぱな闘鶏が一羽、住んでます…… どこから来たのかな? そうそうサソリも、種類を特定するため写真を撮りたいのですが、幸か不幸かその後は見かけません。 |
うち(予定地)を出たところで、こんな車に遭遇。 岐阜は、飯尾家の父祖の地… こういう日本語入り中古車も、近年はあんまり見なくなりましたね。 |
うち(予定地…いつまでたっても予定地(T_T)…)のわりと近くに、大人気の激盛りレストランがあります。 週末に行くと、リマ白人さんでごったがえしていていろいろ大変(笑)ですが、平日はのんびりしていてわるくないです。 |
セビッチェは普通サイズながら、ライムが強すぎなくてなかなかよろし。 もとより私めにはセビッチェを語る資格はございませんが…(好きじゃないので) |
この店でいちばんおいしいのは、たぶん仔牛肉のパチャマンカ。 一人分?ずつバナナの葉で包んだのが出てきます。 湯気の出るところをビデオでご覧下さい! 仔牛肉だけのシンプルなパチャマンカで、よけいな?鶏肉は入ってませんから、pacollamaさんこんど食べに行きましょうね! |
紫トウモロコシのジュース。 今週末の独立記念日には、さぞ混むことでしょうね。 |
おなじみのロモ・サルタード(牛・ジャガイモ・トマト・たまねぎの炒めもの)。 アンデスのジャガイモを使っているので、ふつうのよりおいしいです。 ここのオーナー料理人氏も、むかしはへんてこりんな新作料理を作っておられましたが、こうして時流に惑わされない基本中の基本に戻ったのは、たいへん賢明な経営判断と思います! |
お米のミルク煮と、マサモラ・モラーダ(紫トウモロコシの葛湯風)の盛り合わせ。 警戒したほどは甘くなくて、わるくないです。 |
ピカロネス(サツマイモかカボチャを混ぜた、ふっくら軽いドーナツ)。 カロリーが恐怖……ですが、二か月に一回くらいは食べたくなりますねー こういう店で食事した日の夜は、必ず温野菜サラダを作ります(笑) |
倒れるついでに、うしろの土塀を巻き添えにした、この大木。 幹から直接、新しい葉がぎっしりと萌えだしています。なんたる生命力。 お店の近く、パチャカマックのカサ・ブランカ地区で。 |
<16年と56日分の偏見を捨てて眺めれば、けっこうきれいなリマの住宅街>
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散歩の楽しみは、確実に増えているリマの野良猫さん。 毛並みがいい上のご三方は、このお宅の外猫らしいです。ときどき玄関先に、キャットフードの大袋が配達されていますから。 |
もうひとつの楽しみは、小鳥を見ること。 |
こちらは、今年になってなぜか大増殖中の、chaucato(クロヒゲマネシツグミ、Mimus longicaudatus) 顔つきにはちょっと剣がありますが、あまり人を恐れずきれいな声で歌い、ほかの鳥のものまねも上手なかわいい鳥です。 うちのテラスでもよく独演会を開いてくれて、ほれぼれとします。 |
ここはインド?と思うほど根を張ったベンジャミンの大木も、たくさんあります。 ベンジャミンは木の下が暗くなるので好きじゃないですが、夕方になると無数の小鳥が集まり、木の中で一斉にさえずって、鳥好きにはたまりません。 やっぱり一本だけは植えようかな? |
今の季節に夕日が見えると、不思議な気がします… |
いつも小鳥の大合唱を聞いてから帰ります。皆さまもよろしかったらお聞きください。
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毎日一時間半ほど歩くと、多少とも気分が持ちあがるのと、それからおなかが引っ込むのがいいですね(^.^) この冬はあったかくて、厚着でごまかすわけにもいきませんし… |
2012年8月3日(金) 午前10時半の室温22℃ 湿度71% 曇り(ここ数日は真冬らしくなってさぶいです)
<キウィチャで偽装たらこ>
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<作り方> 1)キウィチャをよくよく洗い、しばらく水につけておく (できるだけにおいをとるため。ただし写真のブランドのキウィチャはすでによく洗ってあるようです) 2)小鍋に湯をわかし、キウィチャがやわらかく半透明になるまで茹でる。 3)湯をよくきり、そこにたらこソースをまぜる。 4)味をみながら、塩・醤油・ラー油で味を調える。 (これらが明太子らしさを醸し出す決め手ですが、入れすぎると違うものになってしまうので要注意) 5)粉寒天1グラムを、ごく少量の水(20ccくらい)で煮溶かし、偽装たらこによく混ぜ込んで完成。 (照りをつけ、まとまりやすくするため。省略可) 6)赤みが足りないときは、ごく少量のパプリカを足します。 <次回の検討課題> ・寒天の量をふやしてみる ・魚系のうまみを足すため、かつおだし等を少量使うのはどうかな? |
…もちろん真のたらことは別ものではありますが、かなりいい感じですよ。 バタートーストにのせたらおいしかったです。今度はおむすびにしてみよう! |
<独立記念日のごちそう>
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コレステロールたっぷり!!(^^)! コレステロール大好き! カニ攻略グッズ(銀色のスプーンとはさみ)は、以前kotetsuさんにいただいたものです! カニはさっと茹で(生きが良すぎてカニと目が合ってしまい、調理するのが辛かったです)、エビは鉄板焼きに。 マテ貝はワイン蒸しにしました。 それから自家製パンと山羊チーズ入りのサラダ。 残った茹でガニは、後日炊き込みご飯にリフォームしました。 たくさん抱えていた卵は、酢醤油漬けに。 |
やっぱりこれがないとスペインっぽい気分が出ない…。 ハラペーニョを pimiento de Padron風に。 |
7月末の早朝、外で食事… というのは例年なら寒くてたまりませんが、エル・ニーニョ現象さまさまです。 |
翌日は翌日で、早朝パチャカマックに用があったので、帰路友人といっしょに「朝チチャロン」とあいなりました。 (休日の朝っぱらから豚のから揚げ!というのが当地の常識)。 その後、友人を送りがてら、ひさびさのお宅訪問。 私たちより、ひとまわりちょっと上のご夫婦なのですが、お孫さんがもう五人もいます。 同居の長女一家に迎えられ、居間に座るとすぐ呼び鈴が鳴って、若夫婦と子供三人の長男一家が入ってきました。 友人夫妻は、いちばんさいきん生まれたお孫さん、数か月の女の子を長男から受け取ると、文字通りなめるようにかわいがり始め、私はその様子を見ながら少し寂しい気持ちになり、「子供はいらないけど、孫はほしかったかもしれないなあ…」などと考えていたのですが… 感慨にふける間もなく、また呼び鈴が鳴り響き、「オラ、ティア!オラ、ティオ!(おじさんおばさんこんにちは!)」と言いながら入ってきたのは、計四名の母娘。姪っ子一家だそうです。。 そしてさらにもう一組、説明を聞いたけどよくわからない遠縁の一家、というのも到着しました。 驚いたのは、その全員が「あったり前!」という顔で食堂や台所へずかずか入ってゆき、勝手にいろいろ並べて朝食をとりはじめたことです。 宿六が日本語でこっそり、「…そうそうこの感じ、実に久しぶりに思い出したなあ!」と申します。 「子供のころ、週末はいつもこんな風で、朝・昼・晩の食事時になると必ず誰か彼か親戚がやってきて、好き勝手に食事してったんだよね。実家では今でもやってるようだけどね」 そうか〜、やはりペルーでは、たとえば「孫のかわいさ」だけを取り出して堪能、なんてことは不可能なんですね。 孫がほしければ、この大家族ももれなくついてくるわけですね。 と、今さらながら再確認。 もちろん私は、つかの間の大家族を楽しみましたが、しかし子供たちのあのかわいくも恐ろしい「きりのなさ」に翻弄されて、たちまちグッタリ。 昼食まで残るよう強く勧めていただきましたが(たしかにこの状況なら、私たち二人が増えてもどうってことなさそう)、早々に退散。 家に帰ると、猫だけがにゃーっと小声で迎えてくれる静けさ。やっぱり私にはこっちが向いてます。 それなりに苦労と工夫と社会的トラブルを重ね、やっと手に入れた貴重な静かな暮らし、得難い適度な孤独、なんですから。 私は私の幸せ(な静寂)を大切にしよう!(笑) |
独立記念日がすぎても、まだ市内には国旗が氾濫しています。 車につける国旗もかわいいですが、二本つけると、うーんちょっとね… 角が生えてるみたいで、スペイン語の世界ではちょっとあれなんですけど…… …ところでジャッキーのつづり、Hは必要でしたっけ? |
愛国グッズを取りそろえた愛国タクシー。 ペルーのみなさ〜ん、どうしてそんなに母国を好きでいられるの?! 好きなものが多ければ、それだけよけいに幸せなわけで、本当にうらやましいことです。 |